手順
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[Palette] (パレット)からtFileInputMSXMLコンポーネントをデザインワークスペースにドロップし、コンポーネントをダブルクリックして[Component] (コンポーネント)タブの[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
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処理するXMLファイルを参照します。このサンプルでは、次のデータを含むD:/Input/multischema_xml.xmlです。
<root> <toy>Cat</toy> <record>We Belong Together</record> <book>As You Like It</book> <book>All's Well That Ends Well</book> <record>When You Believe</record> <toy>Dog</toy> </root>
- [Loop XPath query] (ループXPathクエリー)フィールドに、クエリーの基礎となるXMLツリーのルートを入力します。このサンプルでは、 "/root"です。
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「スキーマXPathループ」カラムの「XPathを有効にする」を選択しますが、順序チェックボックスは無効にします。
このサンプルでは、目的のフィールドを抽出するには、ソースXMLファイルに表示されるデータの順序を保持せずに、各出力フローの[Outputs] (出力)テーブルの[Schema XPath loop] (スキーマXPathループ)フィールドにXPathパスを定義する必要があります。
- 「プラス」ボタンをクリックして[Outputs] (出力)テーブルに行を追加します。ここでは、このサンプルでは出力スキーマ、recordおよびbookを定義できます。
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[Outputs] (出力)テーブルで[Schema] (スキーマ)セルをクリックします。それから[...]ボタンをクリックしてダイアログボックスを表示すると、スキーマ名を定義できます。
出力スキーマの名前を入力し、[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
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tFileInputMSXMLスキーマエディタが表示されます。
必要に応じてスキーマを定義します。
- 出力スキーマレコードを定義する場合も同じ操作を行います。
- [Schema XPath loop] (スキーマXPathループ)セルに、ループが基礎となるXMLツリーのルートを入力します。このサンプルでは、 "/book"と"/record"をそれぞれ入力します。
- [XPath Queries] (クエリー)セルに、構造化XML入力から抽出するフィールドを入力します。このサンプルでは、XPathクエリー"."を入力します。
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デザインワークスペースで[Palette] (パレット)から両tLogRowコンポーネントをドロップし、bookリンクとrecordリンクをそれぞれ使用して、tFileInputMSXMLをtLogRow1およびtLogRow2に接続します。
2つのtLogRowコンポーネントの名前をそれぞれbookとrecordに変更します。