手順
- ランダムデータの生成にはtRowGeneratorが使用されます。tRowGenerator コンポーネントをダブルクリックしてエディターを起動します。
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生成される行のスキーマと、生成するデータの性質を定義します。このサンプルでは、生成するclientsファイルには次のカラムが含まれます: ID、First Name、Last Name、Address、City。これらはすべて文字列データとして定義されますが、IDは整数タイプです。
一部のスキーマ情報は必ずしも表示する必要がありません。不要なスキーマ情報を非表示にするには、ツールバーの横にある[Columns] (カラム)リストボタンをクリックし、[Precision] (精度)または[Parameters] (パラメーター)など、該当するエントリーのチェックをオフにします。[+]ボタンを使用して、必要な数のカラムをスキーマ定義に追加します。更新ボタンをクリックして、出力の生成された最初の行をプレビューします。
- tMapコンポーネントを選択して、変換を設定します。
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すべてのカラムを入力テーブルから出力テーブルにドラッグ&ドロップします。
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.toUpperCase()
を式フィールドに追加することで、変換をLastNameカラムに適用します。次に[OK] をクリックして、変換を確定します。 - tMysqlOutputBulkコンポーネントをダブルクリックします。
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生成するファイルの名前を[File Name] (ファイル名)フィールドに入力します。区切り付きファイルの情報が[Repository] (リポジトリー)に保存されている場合は、[Property Type] (プロパティタイプ)フィールドで選択し、関連データを取得します。このユースケースでは、ファイル名はclients.txtです。
プロンプトが表示された時に受け入れた場合は、スキーマがtMapコンポーネントからプロパゲートされます。
- このサンプルでは、テーブルに既に含まれているので、ヘッダー情報を含めないでください。
- [OK]をクリックして、出力を有効にします。
- tMysqlBulkExecコンポーネントをダブルクリックし、実行する挿入クエリーを設定します。
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データベース接続の詳細を定義します。どんなジョブにでもいつでも取得できるように、このタイプの情報は[Repository] (リポジトリー)に保存しておくことをお勧めします。
- 収集したデータを入力するテーブルを[Table] (テーブル)フィールドで設定します。
- カラム区切りを[Field terminated by] (フィールド区切り)エリアに入力します。
- エンコーディングがデータエンコーディングに対応することを確認します。