手順
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tFileInputPositionalコンポーネントをダブルクリックして、その[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、そのプロパティを定義します。
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必要に応じて、ジョブプロパティタイプを定義します。このシナリオでは、組み込みのプロパティタイプを使います。
リポジトリーとは異なり、これはプロパティタイプがこのステーションにのみ設定されることを意味します。
- [File Name] (ファイル名)フィールドに入力ファイルのパスを入力します。このフィールドは必須です。
- 必要に応じて、行の終わりを識別する[Row separator] (行区切り)を定義します。デフォルトでは、キャリッジリターンです。
- 必要に応じて、[Use byte length as the cardinality] (カーディナリティとしてバイト長を使用する)チェックボックスをオンにして、2バイト文字のサポートを有効にします。
- 行のフィールドを区切る[Pattern] (パターン) を定義します。パターンは、入力ファイルの値に対応する一連の長さの値です。値は引用符の間に入力し、カンマで区切る必要があります。入力する値が、定義されているスキーマと一致していることをご確認ください。
- [Header] (ヘッダー)、[Footer] (フッター)、[Limit] (制限)フィールドに、入力ファイル構造に従ってそれぞれ必要な内容を入力します。このシナリオでは、入力ファイルを読み取る時に最初の行をスキップするだけで済みます。これを行うには、 [Header] (ヘッダー) フィールドに 1 を入力し、他のフィールドはそのままにしておきます。
- 入力スキーマがリポジトリに保存されている場合は、[Schema] (スキーマ)の横にあるRepository (リポジトリ)を選択します。このユースケースでは、[Built-In] (組み込み)の入力スキーマを使って、tFileOutputXMLコンポーネントに渡すデータを定義します。
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[Edit Schema] (スキーマを編集)機能を使用してスキーマをロードおよび/または編集できます。このスキーマでは、入力ファイルの構造に一致する3つのカラム、それぞれContract、CustomerRef、およびInsuranceNrを定義します。[OK]をクリックして、[Schema] (スキーマ)ダイアログボックスを閉じて、変更をプロパゲートします。