次期リリース予定であるR2023-10では、Talend Remote Engine v2.13の一般利用が可能になります。
Talend Remote Engine v2.13では起動のためにJava 17が必要であるため、Java 17によってセキュリティが向上し、Javaの古いバージョンのサポート終了に関する懸念が解消されます。
なお、Java 17は新しいエンジンを起動するための必須要件ですが、ジョブやマイクロサービスを実行する際は、エンジンの単純な設定を通じてデフォルトのJava 17バージョンを使用したり、古いJavaバージョンを選択したりする柔軟性を保持する点が重要です。
後者の場合、古いバージョンのJavaを使用するためには、そのバージョンのインスタンスを設定する必要がありますが、Talend Remote Engine v2.13を使用するために既存のジョブやマイクロサービスを再構築する必要はありません。
さらに、v2.13のリリースより、Talend Remote Engine v2.12.14はR2024-10までの12か月間サポートされ、18か月後のR2025-04でサポートが終了します。この段階的なアプローチにより、無理なくご自分のペースでJava 17に移行できるようになります。
Talend Remote Engineの開始にあたっては、Talend Remote Engineユーザーガイドをご覧ください。