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tSalesforceMarketingOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSalesforceMarketingOutputを設定するために使われます。

標準tSalesforceMarketingOutputコンポーネントは、ビジネスファミリーとCloudファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。続く接続フィールドは、取得されたデータを使って自動的に入力されます。

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている場合、[Component List] (コンポーネントリスト)には同じジョブレベルの接続コンポーネントのみが表示されます。

オブジェクトタイプ

フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、表示されたダイアログボックスで、操作が実行されるオブジェクトタイプを選択します。または、[Use custom value] (カスタム値を使用)チェックボックスをオンにして、[Custom value] (カスタム値)フィールドに手動でオブジェクトタイプを指定します。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

ジョブで接続している先行コンポーネントからスキーマを取得するためには、[Sync columns] (カラムを同期)をクリックします。

このコンポーネントは、ダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、ダイナミックスキーマをご覧ください。

ダイナミックスキーマ機能は、モジュールの不明なカラムを取得するしくみになっており、その他の目的には使用しないことをお勧めします。モジュールの作成には推奨しません。

[Guess Schema] (推測スキーマ)

このボタンをクリックして、テーブルからスキーマを取得します。

オペレーションの種類

ドロップダウンリストから実行する操作を選択します。

  • [Create] (作成): Salesforce Marketing Cloudで新しいオブジェクトを作成します。
  • [Delete] (削除): Salesforce Marketing Cloudにある既存のオブジェクトを削除します。
  • [Perform] (実行): Salesforce Marketing Cloudにある既存のオブジェクトでアクションを実行します。この操作タイプを選択した場合は、実行する対応アクションを[Action] (アクション)フィールドで選択する必要があります。利用可能なアクションは、選択したオブジェクトタイプによって異なります。アクション値を手動で入力することもできます。
  • [Schedule] (スケジュール): Salesforce Marketing Cloudにある既存のオブジェクトでアクションをスケジュールします。この操作タイプを選択した場合は、対応するアクション、およびスケジュールの詳細(開始日、終了日、出現、反復、間隔など)を選択または入力する必要があります。
  • [Update] (アップデート): Salesforce Marketing Cloudにある既存のオブジェクトタイプをアップデートします。

[SOAP elements] (SOAPエレメント)

SOAPエレメントを、エレメントのパス-値ペアという形式で指定します。受信スキーマから生成されたリストで、エレメントパスIDを選択します。[Value] (値)フィールドでは、JSON形式、プレーンテキスト、コンテキスト変数を使用できます。

例:

エレメントパス = /name、および = {.name}

または

エレメントパス = /characterSet、および = UTF-8

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

[Max batch size] (最大バッチサイズ)

各バッチで許可される最大行数を設定するために使われます。

グローバル変数

NB_LINE

処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。

NB_SUCCESS

正しく処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。

NB_REJECT

リジェクトされた行数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

使用方法

制限事項 Salesforce Marketing Cloudコンポーネントは、まだマイクロサービスビルドタイプをサポートしていません。

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