tSambaListの標準プロパティ - Cloud - 8.0

Samba

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > インターネットコンポーネント > File Transfer Protocols > Samba
データガバナンス > サードパーティーシステム > インターネットコンポーネント > File Transfer Protocols > Samba
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > インターネットコンポーネント > File Transfer Protocols > Samba
Last publication date
2024-02-28

これらのプロパティは、標準のジョブのフレームワークで実行されているtSambaListを設定するために使われます。

標準tSambaListコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。

注: このコンポーネントは、Talendが提供する8.0.1-R2022-04以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

接続の詳細を設定する方法を選択します。

  • [Built-In] (組み込み): このコンポーネントの接続の詳細がローカルに設定されます。関連するすべての接続のプロパティ値を手動で指定する必要があります。

  • [Repository] (リポジトリー): [Repository] (リポジトリー) > [Metadata] (メタデータ)で一元的に保存された接続の詳細が、このコンポーネントによって再使用されます。

    このチェックボックスの横にある [...] ボタンをクリックし、表示された [Repository Content] (リポジトリーのコンテンツ)ダイアログボックスで、再使用する接続の詳細を選択すると、関連するすべての接続のプロパティに値が自動的に入力されます。

[Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)を選択した場合、このオプションは利用できません。

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

注: ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている時は、親ジョブと子ジョブの間の既存の接続を共有したい場合(たとえば、親ジョブで作成した接続を子ジョブと共有するなど)には、次のように実行します。
  1. 親レベルで、共有するデータベース接続を、そのデータベース接続そのものを作成する接続コンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューに登録します。
  2. 子レベルで、登録済みのそのデータベース接続を読み取るために専用の接続コンポーネントを使用します。

ジョブレベル全体でデータベース接続を共有する方法の例は、データベース接続を共有をご覧ください。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

ジョブで接続されている先行コンポーネントからスキーマを取得するには、[Sync columns] (カラムを同期)をクリックします。

[Guess Schema] (推測スキーマ)

このボタンをクリックすると、次のカラムを使ってスキーマを生成できます。

  • FileName[String] (文字列)
  • FileName_with_Path[String] (文字列)
  • Length[Long] (長整数)
  • Change_Time[Date] (日付)
  • Creation_Time[Date] (日付)
  • Last_Access_Time[Date] (日付)
  • Last_Write_Time[Date] (日付)

[Host] (ホスト)

SambaホストのIPアドレスまたはホスト名。

このフィールドは、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)オプションを選択した場合は利用できません。

[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード)

Sambaホストへのアクセスに必要な認証情報を入力します。

パスワードを入力するには、[Password] (パスワード)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワードを入力して[OK]をクリックします。パスワードは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
注:
  • この2つのパスワードモードは、Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートがインストールされていない場合は、[Java mode] (Javaモード)でのみパスワードを入力できます。

これら2つのフィールドは、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)オプションを選択した場合は利用できません。

[Domain] (ドメイン)

Sambaのホストドメイン名を入力します。

このフィールドは、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)オプションを選択した場合は利用できません。

[Share directory] (ディレクトリーを共有)

目的のディレクトリーが存在する共有ディレクトリーの共有名を入力します。この共有ディレクトリーは目的のディレクトリーの親ディレクトリーとなります。

[Remote Path] (リモートパス)

ファイルをリスト表示するディレクトリーへの相対パスを入力します。

[Includes subdirectories] (サブディレクトリーを含める)

このオプションを選択すると、[Remote Path] (リモートパス)フィールドによって指定されているディレクトリーの全サブディレクトリー内のファイルもリスト表示されます。

[File mask] (ファイルマスク)

下のプラスボタンをクリックして行を追加し、その行にファイルマスクを入力すると、リスト表示するファイルをフィルタリングできます。

各ファイルマスクに行を追加すれば、複数のファイルマスクを入力できます。

[Die on error] (エラー発生時に強制終了)

このチェックボックスをオンにすると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

NB_LINE

処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは[Row] (行) > [Main] (メイン)接続を使い、後続のコンポーネントにファイル情報を渡します。また、他のコンポーネントやサブジョブのトリガーとしても使用できます。