ビルドとデプロイ - Cloud - 8.0

Talendソフトウェア開発ライフサイクル - ベストプラクティスガイド

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Administration Center
Talend Artifact Repository
Talend Cloud Management Console
Talend CommandLine
Talend JobServer
Talend Remote Engine
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
デプロイメント
管理と監視
Last publication date
2023-09-14
TalendではプロジェクトアーティファクトをTalend Cloud、アーティファクトリポジトリー(Nexus、Artifactory)、Dockerのいずれかに公開してその実行をスケジュール設定する方法をいくつか提供しているので、ニーズに最も合った方法を選ぶことができます。
  • 推奨: 外部の継続的インテグレーションツールをお使いください。

    Azure DevOpsやJenkins以外のサードパーティによる継続的インテグレーションツールも使用できます。ただし、Talendはこれら2つのセクションに記載されているAzure DevOpsとJenkinsの設定とパイプラインスクリプトのサンプル限定しており、サードパーティによる継続的インテグレーションツールの使用はTalendのサポート対象外となっています。

    他のCIサーバーに関する情報をお探しの場合は、Talend Academyにアクセスし、GitLab RunnerAWS CodeBuildに関する実装ガイドをご覧ください。

  • 代替手段:Talend Studio[Publish] (公開)オプション、[Publishto Cloud] (クラウドに公開)オプション、またはTalend CommandLineを使います。詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

  • ESBユースケースESBアーティファクト(データサービスおよびルートマイクロサービス)を使ったDockerビルドの例は、データサービスおよびルートマイクロサービスでのDockerイメージのビルドをご覧ください。

継続的インテグレーション環境では、コミットごとにテストを実施することが共通のプラクティスです。デフォルトでは、アーティファクトを保存するたびに新しいコミットが作成されます。

以下のシナリオでは、Talend CommandLineTalendのMavenプラグインを使ってテストの実行を自動化し、ソースを生成する2つの手法を紹介します。また、ビルドパイプラインを使ってプロジェクトアーティファクトの実行をすべて自動化し、アーティファクトリポジトリー、Talend Cloud、Dockerコンテナーに公開するCIサーバー(AzureおよびJenkins)についても紹介します。

Talendの継続的インテグレーションはMavenに準拠しています。これは、TalendのMavenコマンドを継続的インテグレーションサーバー(Jenkins、Bamboo、その他)の安定したバージョンで使用できることを意味します。

自分の継続的インテグレーションサーバーを使ってアーティファクトの実行と公開をスケジュールする場合、Talendでは、Talend CI Mavenプラグインを提供することでその操作が可能になります。

  • Talend CI Builderは、Talendが提供しているMavenのプラグインで、Talendのアプリケーションを使用してTalend CommandLineのジョブソースをJavaクラスに変換します。これにより、テストを自社のJavaファクトリーで実行できます。

    バージョン8.0.4以降、Talend CI Builderは公式のTalendリポジトリーで利用可能となっており、ビルド中に自動的にダウンロードおよびインストールされ、プロジェクトアーティファクトを生成して実行します。
  • Talend Cloud PublisherはTalendが提供するMavenのプラグインで、作成したジョブをTalend StudioからTalend Cloudへ直接公開できます。-Pcloud-publisherプロファイルパラメーターをお使いのCIビルドに追加すれば有効化されます。

Talendが提供するTalend Studioマンスリーアップデートをインストールすると、Talend CI Builderがアップグレードされることがあります。Talend CI Builderのバージョンは、CIコマンドやパイプラインスクリプトのTalend Studioのバージョンと互換性のあるものを使用するようにしてください。使用するTalend CI Builderの正確なバージョンを知るためは、使用しているTalend Studioマンスリーアップデートに対応する変更ログをご覧ください。Talend Studioの各マンスリーアップデートの変更ログに関する詳細は、Talendリリースノートをご覧ください。

Talend CI Builder の使用中にorg.talend.ci:builder-maven-plugin:jar:8.x.xアーティファクトがダウンロードされていないという例外が発生しており、

  • バージョン7.3.10以降を使用している場合は、maven_settings.xmlファイルが公式のプラグインリポジトリーをポイントしていることを確認してください。
    <pluginRepository>
    <id>central-talend</id>
    <name>central-talend</name>
    <url>https://talend-update.talend.com/nexus/content/repositories/libraries/</url>
    <layout>default</layout>
    </pluginRepository>
  • Nexusを使用している場合は、Talend Studioのプロジェクトにログインすることで新しいバージョンを自動的にデプロイメントできます。
  • Nexusを使用していない場合は、ターゲットのMavenリポジトリーに新しいバージョンを手動でインストールできます。