Talend CIゼロインストールワークフロー - Cloud - 8.0

Talendソフトウェア開発ライフサイクル - ベストプラクティスガイド

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Administration Center
Talend Artifact Repository
Talend Cloud Management Console
Talend CommandLine
Talend JobServer
Talend Remote Engine
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
デプロイメント
管理と監視

バージョン7.2の前までは、Talend CI環境のセットアップで既にインストールと設定が行われているTalend CommandLineを持つ専用のCIエージェント/スレーブをビルド、または拡張する必要がありました。この要件のため、一般的なJavaベースのCI/CD環境の実装でもステップがさらに増えることになっていました。

バージョン7.2以降、TalendはTalend CIゼロインストールワークフローという概念に基づく干渉のないCI/CD実装を導入し、必要となるTalend CommandLineはビルドプロセス中にオンデマンドでダウンロード、インストールされるようになりました。

Talend Studio/CommandLineはEclipseプラットフォームでビルドされています。ゼロインストールワークフローは、Eclipse P2プロビジョニングシステムに基づいています。P2によって、Eclipseプラットフォームでのアプリケーションのインストールを自動化できます。詳細は、Equinox p2のドキュメンテーションをご覧ください。

CommandLineの自動ダウンロードとインストールは、CI Builderと呼ばれるTalendビルダーのMavenプラグインを使って行われます。

全体のワークフローは次の図のようになります。

  • CI Builderプラグインがない場合は、Maven設定ファイルで参照されているpluginRepositoriesからダウンロードされます。
  • CI BuilderはCommandLineがローカルにインストールされているかどうかをチェックします。インストールされていない場合は、Talendアップデートサイトを使ってダウンロードとインストールを行います。
  • インストールされているCommandLineのバージョンが最新ではない場合は、マンスリーマンションアップデートを適用できます。