ディレクターファイルメタデータを準備 - 8.0

Talend Data Integration 入門ガイド

Version
8.0
Language
日本語
Operating system
Data Integration
Product
Talend Data Integration
Module
Talend Administration Center
Talend Installer
Talend Runtime
Talend Studio
Content
インストールとアップグレード
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-03-13

この手順は、[Repository] (リポジトリー)内の参照ファイルdirectors.txtのメタデータを設定する方法を説明しています。このメタデータアイテムは、このシナリオでルックアップ入力の追加と設定に使用します。

始める前に

  • ディレクトリーC:\getting_started\input_data\内にファイルdirectors.txtの準備ができていること。

手順

  1. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで[Metadata] (メタデータ)ノードを展開し、[File delimited] (区切り付きファイル)を右クリックし、コンテキストメニューから[Create file delimited] (区切り付きファイルの作成)を選択して、[New Delimited File] (新規の区切り付きファイル)ウィザードを開きます。
  2. ファイル接続の名前(この例ではdirectors)、およびファイルメタデータの説明に役立つその他の有用な情報を入力し、[Next] (次へ)をクリックして次の手順へ進み、ファイルの一般的なプロパティを定義します。
  3. [File] (ファイル)フィールドにソースファイルのパスを指定するか、または[Browse] (参照)をクリックしてファイルに移動します。

    ファイルがロードされ、[File Viewer] (ファイルビューアー)エリアにファイルの抽象が表示され、ファイルの一貫性、ヘッダーの有無、さらに一般的にファイルストラクチャーを確認できます。

  4. [Format] (形式)リストから[Windows]を選択し、[Next] (次へ)をクリックしてファイルを解析します。
  5. [File Settings] (ファイル設定)エリアの[Field Separator] (フィールド区切り)リストからCommaを選択します。
  6. [Next] (次へ)をクリックしてファイルスキーマを取得します。

    生成されたファイルスキーマが[Description of the Schema] (スキーマの説明)テーブルに表示されます。

  7. スキーマにdirectors_schemaという名前を付け、カラム名をそれぞれdirectorIDdirectorNameに変更し、directorIDカラムのデータ型を整数から文字列に変更します。
  8. [Finish] (終了)をクリックしてスキーマを確定し、ウィザードを閉じます。

    作成されたファイルメタデータは[Repository] (リポジトリー)ツリービューに表示されます。

タスクの結果

これで、参照ファイルを読み取るためのコンポーネントを設定した時にディレクターファイルメタデータがすぐに使える状態になりました。