以下の手順は、[Repository] (リポジトリー)からルックアップ入力コンポーネントを追加し、tMapに接続し、コンポーネント内でカラムのトリミングを可能にする方法を説明しています。
手順
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[Repository] (リポジトリー)ツリービューで、[Metadata] (メタデータ) > [File delimited] (区切り付きファイル)の順に展開し、ファイル接続[directors] (ディレクター)またはそのスキーマdirectors_schemaをデザインワークスペースにドラッグ&ドロップします。
[Components] (コンポーネント)ダイアログボックスが開き、このメタデータアイテムからジョブに追加できるコンポーネントのリストが表示されます。
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tFileInputDelimitedを選択し、[OK]をクリックします。
directorsというラベルのtFileInputDelimitedがデザインワークスペースに追加され、基本設定が自動的に入力されます。
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新しく追加されたtFileInputDelimitedコンポーネントを右クリックし、コンテキストメニューからの順に選択し、tMapコンポーネントをクリックします。
これで、tFileInputDelimitedがルックアップ接続経由でtMapに接続されました。
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新しいtFileInputDelimitedコンポーネントの[Advanced settings] (詳細設定)タブで、[Trim all columns] (すべてのカラムをトリム)チェックボックスをオンにします。
参照入力ファイルdirectors.txtの一部のレコードには、先頭にホワイトスペースが含まれています。このオプションでは、ジョブの実行時にルックアップ入力フローからホワイトスペースを削除できます。
タスクの結果
これで映画情報のフィルタリングに必要なコンポーネントがジョブ内にすべて揃いました。次に、tMapコンポーネントにマッピングを設定し、ルックアップフローを基にメイン入力フローをフィルター処理し、必要な情報を出力する必要があります。