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プロジェクトを分析

Availability-noteBeta

Talend Studioでは、チェックする項目と手動で修正する問題をリスト表示するレポートを生成する、試験的なプロジェクト分析ツールが追加されています。

情報メモ注: レポートには、問題がすべて網羅的にリスト表示されないことがあります。

手順

  1. メニューバーから[File] (ファイル) > [Edit Project Properties] (プロジェクトプロパティを編集)をクリックして、[Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックスを開きます。
  2. [Audit] (監査)をクリックして、該当するビューを開きます。
  3. [Generate analysis report] (分析レポートを生成)をクリックします。
    何らかの問題が見つかった場合は、<Talend-Studio>\workspace\report\analysisReport_<timestamp>というディレクトリーの下に<timestamp>_<project-name>_Analysis_Report.csvというCSVレポートファイルが生成されます。その中から、<timestamp>はレポートがいつ生成されたかを、<project-name>はプロジェクトの名前を示します。
    レポートファイルの例。

    次の表で、レポートファイルに表示される情報について説明します。

    カラム 説明
    タスク名 分析タスクの名前
    タスク説明 分析タスクの説明
    詳細のリンク タスク詳細(ある場合)へのリンク
    重大度 項目の重大度
    項目タイプ 項目のタイプ
    項目のパス 項目へのパス
    詳細 分析結果の詳細

    下の表は、このツールが実行する解析タスクと、そのタスクによって検出しやすくなる潜在的問題をまとめたものです。

    なお、表にあるコンポーネントやプロジェクト項目のタイプは、お餅のライセンスによって利用できるものが異なります。

    タスク名 タスク説明
    ChildJobMissingAnalysisTask プロジェクト内の標準ジョブやビッグデータジョブでサブジョブが欠落していないかどうかチェックします。
    CustomComponentsDepRiskAnalysisTask プロジェクト内の標準ジョブ、ビッグデータジョブ、ルート、テストケースでカスタムコンポーネントが使用されているかどうかチェックし、カスタムコンポーネントが見つかるたびにレポートへエントリーを追加します。
    DuplicatedRouteIdUsageAnalysisTask
    プロジェクト内のcConfig、cProcessor、cJavaDSLProcessorのコンポーネントでrouteId()命令が使用されているかどうかチェックし、routeId()命令が見つかるたびにレポートへエントリーを追加します。

    Camel 3ではrouteId()命令を複数回使用することはできません。その場合は、実行時に失敗やエラーメッセージが出ないようコードを修正する必要があります。

    InvalidItemsAnalysisTask プロジェクトに無効な項目がないかどうかをチェックします。たとえば、壊れた.itemファイルや.propertiesファイルがないか、.propertiesファイルに重複したテクニカルIDがないかなどです。

    このタスクはTalendが提供する8.0 R2022-07以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ使用できます。

    ItemComponentMissingAnalysisTask プロジェクト内の標準ジョブ、ビッグデータジョブ、ルート、テストケースでコンポーネント、ジョブレット、ルートレットが欠落していないかどうかチェックします。
    UnresolvedComponentsDependenciesAnalysisTask プロジェクト内のtLibraryLoad、cConfig、cMessagingEndpointの各コンポーネントでライブラリーが欠落していないかどうかチェックします。
    UnresolvedRoutineDependencyAnalysisTask ライブラリーに依存するルーチンやビーンでライブラリーが欠落していないかどうかチェックします。

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