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ユーザールーチンライブラリーを編集

外部ライブラリー(通常は.jarファイル)をインポートすれば、ユーザールーチンのライブラリーを編集できます。

内部ルーチンがパッケージ化されているカスタムルーチンJarのライブラリーを編集すると、内部ルーチンの外部ライブラリーをインポートできます。

これらの外部ライブラリーファイルはモジュールと同様、現在のTalend Studio[Modules] (モジュール)ビューにリスト表示されます。[Modules] (モジュール)ビューの詳細は、Talend Studioに外部モジュールをインストールをご覧ください。

インポートされたライブラリーは、Talend Studioのライブラリーファイルにもリスト表示されます。

このタスクについて

ユーザールーチンまたはカスタムルーチンjarのライブラリーを編集するには、以下のようにします:

手順

  1. インポートするライブラリーがお使いのマシンにない場合は、[Modules] (モジュール)ビューを使ってダウンロードしてインストールするか、ダウンロードしてローカルディレクトリーに保存します。
  2. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで、ユーザールーチンまたはカスタムルーチンjarを右クリックした後に、[Edit Routine Libraries] (ルーチンライブラリーを編集)または[Edit Routine Jar Libraries] (ルーチンjarライブラリーを編集)を選択します。
    [Import External Library] (外部ライブラリーをインポート)ダイアログボックスが表示されます。
    [外部ライブラリーをインポート]ダイアログボックス。
  3. [New...] (新規...)をクリックして[Module] (モジュール)ダイアログボックスを開きます。ここから外部ライブラリーをインポートできます。
    [モジュール]ダイアログボックス。

    [Add direct dependencies] (直接依存項目を追加)チェックボックスは、Talendが提供している8.0 R2022-11以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ使用できます。

  4. 次のいずれかの方法でライブラリーを指定します。
    • [Platform] (プラットフォーム)オプションを選択した後、リストでそのライブラリーを選択します。
    • [Install a new module] (新しいモジュールをインストール)オプションを選択し、[...]ボタンをクリックしてローカルライブラリーで目的のライブラリーを参照します。

      Talendが提供する8.0 R2022-11以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みであれば、[Install a new module] (新しいモジュールをインストール)オプションを選択し、[...]をクリックしてPOMファイルを参照すれば、POMファイルの直接依存項目をインポートできます。

      選択されたライブラリーのMVN URIが<TalendStudio>\configuration\MavenUriIndex.xmlファイルに存在する場合は、[Default MVN URI] (デフォルトMVN URI)フィールドに自動的に入力されます。

      選択されたライブラリーのMVN URIがjarファイルに存在し、デフォルトのMVN URIと異なるものである場合は、自動的に検出されて[Custom MVN URI] (カスタムMVN URI)フィールドに入力されます。カスタムMaven URIを変更したり、カスタムMaven URIを使ってライブラリーをインストールする場合は、[Custom MVN URI] (カスタムMaven URI)チェックボックスをオンにします。デフォルトMVN URIもカスタムMVN URIも存在しない場合は、[Default MVN URI] (デフォルトMVN URI)フィールドにmvn:org.talend.libraries/6.0.0-SNAPSHOT/jarと入力されます。

    • [Artifact repository (local m2/nexus)] (アーティファクトリポジトリー(ローカルm2/nexus))オプションを選択し、[Module Name] (モジュール名)フィールドに検索キーワードを入力し、[Search Local] (ローカル検索)をクリックして<TalendStudio>\configuration\.m2ローカルリポジトリーを検索するか、[Search Remote] (リモート検索)をクリックし、リモートのアーティファクトリポジトリーで検索した後に下のリストから目的のライブラリーを選択します。検索キーワードにはライブラリーの部分名も完全名も利用できます。

      [Search Remote] (リモート検索)ボタンは、Talend Administration CenterまたはTalend Management Consoleでユーザーライブラリーが設定されている場合のみ利用できます。

  5. Talendが提供する8.0 R2022-11以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストールしており、選択されたライブラリーの直接依存項目をインポートしたい場合は、[Add direct dependencies] (直接依存項目を追加)チェックボックスを選択します。
    [Install a new module] (新しいモジュールをインストール)オプションを選択してPOMファイルを参照すると、この[Add direct dependencies] (直接依存項目を追加)チェックボックスは選択された状態でグレー表示されます。

    providedスコープ、testスコープ、systemスコープの依存項目はインポートできません。依存項目のスコープの詳細は、POM Referenceをご覧ください。

    情報メモ注: 直接依存項目は選択されたライブラリー内のPOMファイルにある依存項目、または選択されたPOMファイルにある依存項目に基づいてインポートされます。直接依存項目は、選択されたライブラリーにPOMファイルが存在し、そのPOMファイルに依存項目のgroupIdartifactIdversionという情報が含まれている場合のみ検出できます。
  6. OKをクリックして変更を確定します。
    選択されたライブラリーファイルは、[Import External Library] (外部ライブラリーをインポート)ダイアログボックスの[Library File] (ライブラリーファイル)リストに表示されます。

    Talendが提供する8.0 R2022-11以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストールしており、[Add direct dependencies] (直接依存項目を追加)チェックボックスが選択されている場合は、選択されたライブラリーの直接依存項目も[Library File] (ライブラリーファイル)リストに表示されます。

    [Library File] (ライブラリーファイル)リストでファイルを選択して[Remove] (削除)をクリックすれば、どのインポート済みファイルでも削除できます。

  7. Talend Studio外で実行されるスタンドアロンジョブとしてジョブをビルドする時に外部ライブラリーを含むには、対応する[Required] (必須)チェックボックスを選択します。選択しないと、ジョブが実行される場合に、"クラスが見つかりません"というエラーが発生します。
    デフォルトでは、インポートされる各ライブラリーの[Required] (必須)チェックボックスは選択されています。
    CamelライブラリーまたはCXFライブラリーがインポート済みで、Talend RuntimeにデプロイされるOSGIバンドルとしてジョブをビルドする必要がある場合は、それらのライブラリーが既にTalend Runtimeバンドルに含まれるため、重複クラスパスが原因の問題を防ぐよう[Required] (必須)チェックボックスをオフにすることをお勧めします。
  8. [Finish] (終了)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

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