Talendが提供する8.0 R2022-12以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みであれば、Talend Studioで必要となるライブラリーはTalendの公式リポジトリーグループ(https://talend-update.talend.com/nexus/content/groups/studio-libraries
)からデフォルトでダウンロードされます。インストール済みでない場合、ライブラリーはTalendの公式リポジトリー(https://talend-update.talend.com/nexus/content/repositories/libraries
)からダウンロードされます。
ローカルリポジトリーでプロキシを設定し、そのプロキシをTalendの公式リポジトリーグループかTalendの公式リポジトリーにリンクさせることができます。これによって、Studioの各インスタンスが同じjarファイルをより速くダウンロードできるようになります。
次の手順は、Talend Studioでライブラリーのプロキシリポジトリーを設定する方法です。
手順
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メニューバーからをクリックして、[Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックスを開きます。
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とクリックして該当するビューを開きます。
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[Enable Proxy Setting] (プロキシ設定を有効化)チェックボックスを選択します。
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[Type] (タイプ)ドロップダウンリストで、リポジトリーのタイプを選択します。
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[URL]フィールドに、お使いのローカルリポジトリーのURLを入力します。
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[Username] (ユーザー名)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドに、プロキシ認証情報を入力します。
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[Repository Id] (リポジトリーID)フィールドに、お使いのリポジトリーのIDを入力します。
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[Check Connection] (接続をチェック)をクリックして接続ステータスを検証します。
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[Apply and Close] (適用して閉じる)をクリックして変更を保存し、ダイアログボックスを閉じます。
なお、プロキシリポジトリーの設定はお使いのOSに対応したStudio
.iniファイルに以下のパラメーターを追加して
Talend Studioを再起動する方法でも可能です。
.iniファイルと
[Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックスの両方でプロキシリポジトリーが設定されている場合は、
.iniファイルのほうが有効となり、
[Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックス内の設定が上書きされます。
-Dnexus.proxy.url=<proxy_repository_url>
-Dnexus.proxy.repository.id=<proxy_repository_id>
-Dnexus.proxy.username=<proxy_username>
-Dnexus.proxy.password=<proxy_password>
-Dnexus.proxy.type=<proxy_repository_type>
リポジトリータイプの有効値はNEXUS_3 and ARTIFACTORYとなります。