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単純なSQLビジネスルールでテーブル分析を作成

SQLビジネスルールを使って、データベースのテーブルやビューで分析を作成できます。分析の作成手順はテーブルの場合もビューの場合も同じです。

始める前に

  • Talend StudioProfilingパースペクティブで、SQLビジネスルールが少なくとも1つ作成されていること。

  • Talend StudioProfilingパースペクティブでデータベース接続が少なくとも1つ設定されていること。

このタスクについて

この例では、SQLビジネスルールを作成で作成されたSQLビジネスルールを、ageカラムを含んでいるtop_customテーブルに追加します。このSQLビジネスルールは18歳を超える顧客を定義し、顧客年齢と一致させます。

テーブル分析を定義

Procedure

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、[Data Profiling] (データプロファイリング)を展開します。
  2. フィルターフィールドで、business rule analysisの最初の数文字を入力して、[Business Rule Analysis] (ビジネスルールの分析)を選択し、[Next] (次へ)をクリックします。
  3. 名前を入力します。
  4. Optional: カラム分析のメタデータ(目的説明作成者)を入力します。
  5. [Next] (次へ)をクリックします。

分析するテーブルを選択

Procedure

  1. [DB Connections] (データベース接続)を展開し、分析するテーブルを参照して選択します。
    分析するテーブルの選択。
  2. [Finish] (終了)をクリックして、[Create New Analysis] (新しい分析を作成)ウィザードを閉じます。
    情報メモNote: [New Analysis] (新しい分析)ウィザードで[Next] (次へ)ボタンをクリックすると、現在の分析に追加するデータクオリティルールを直接選択できます。この操作はまた、次のステップにあるように[Analyzed Tables] (分析済みテーブル)ビューの後の段階で選択することもできます。
    定義された分析メタデータと共に分析エディターが開き、新規作成された分析用のフォルダーが[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービュー内の[Analyses] (分析)の下に表示されます。
    [分析済みテーブル]セクションの概要。
  3. 必要に応じて、次の手順に従います。
    • [Select Tables] (テーブルを選択)をクリックして[Table Selection] (テーブル選択)ダイアログボックスを開き、分析する新しいテーブルを選択します。
      分析する新しいテーブルの選択。

      [Table filter] (テーブルフィルター)フィールドに必要なテキストを入力すれば、テーブルをフィルタリングできます。リストには、入力したテキストに対応するテーブルのみ表示されます。

    • [Connection] (接続)リストから別の接続を選択し、別のデータベースに接続します。このリストには、Talend Studioで作成したすべての接続が含まれています。[Analyzed Tables] (分析済みテーブル)ビューに表示されているテーブルが、新しく設定するデータベース接続にない場合は警告メッセージが表示され、オペレーションを続行またはキャンセルできます。
  4. [Analyzed Tables] (分析済みテーブル)ビューにリスト表示されているテーブルを右クリックして[Show in DQ Repository view] (DQリポジトリービューで表示)を選択すると、選択されたテーブルがツリービューの対応する接続の下へ自動的に配置されます。

ビジネスルールの選択

Procedure

  1. SQLビジネスルールを追加したいテーブルの名前の横にある[Add rule] (ルールを追加)をクリックします。
    [Business Rule Selector] (ビジネスルールセレクター)ダイアログボックスが表示されます。
  2. [Rules] (ルール)フォルダーを展開し、該当するテーブルで使用する事前定義済みSQLビジネスルールのチェックボックスをオンにします。
  3. OKをクリックします。
    選択されたビジネスルールが、[Analyzed Tables] (分析済みテーブル)ビューのテーブル名の下にリスト表示されます。
    [分析済みテーブル]セクションにあるビジネスルールのコンテキストメニュー。
    また、ビジネスルールは[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューから分析エディターのテーブルに直接ドラッグすることもできます。
  4. 分析を保存し、F6を押して実行します。

    情報メッセージが開き、操作が進行中であることが確認できます。また、分析エディターが[Analysis Results] (分析結果)ビューに切り替わります。

    ビジネスルールに従って一致する値と一致しない値を示すグラフ。
    選択されたテーブルの年齢レコードはすべて、定義されているSQLビジネスルールに対して評価されます。分析結果は2つの棒グラフで表されます。最初の棒グラフは行数インジケーターで、分析済みテーブルにある行数を表示します。2番目の棒グラフは一致および非一致インジケーターで、「分析された結果セット」からの年齢レコードのうち、基準に一致しないもの(つまり18歳未満のレコード)が赤で示されます。
  5. 2番目のテーブルにあるビジネスルール結果を右クリックするか、チャート自体にある結果棒グラフを右クリックします。
  6. オプションを選択します。
    オプション 説明
    [View valid rows] (有効な行を表示) 選択したテーブルで使用したパターンに対して測定された有効なすべての行のリスト(SQLエディター内)にアクセスします。
    [View invalid rows] (無効な行を表示) 選択したテーブルで使用したパターンに対して測定された無効なすべての行のリスト(SQLエディター内)にアクセスします。
    [Generate Job] (ジョブの生成) 分析済みテーブルの有効な行や無効な行を出力ファイルに書き込むため、抽出、ロード、変換プロセス(ELT)を使用するジョブを作成します。このオプションは、Microsoft SQL Server、MySQL、Oracle、PostgreSQLの接続で使用できます。

    ダイレクトでよりシンプルな方法でテーブル分析を実行できます。詳細は、ショートカット手順でSQLビジネスルールを持つテーブル分析を作成をご覧ください。

  7. 必要に応じて、ビジネスルールを右クリックし、[View executed query] (実行したクエリーの表示)を選択します。
    Talend StudioでSQLエディターが開き、クエリーが表示されます。

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