Talend Studioでは、[MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューの[Job Designs] (ジョブデザイン)ノードの下にリスト表示されているデプロイ済みのジョブをベースに、プロセスを自動的に生成できます。
ジョブベースのプロセスが生成されたら、トリガーに添付できます。そうすることで、キックオフされた時に、ジョブに定義されているデータインテグレーションプロセスを開始できます。
プロセスの作成と管理の詳細は、プロセスをご覧ください。
始める前に
Talend StudioからMDMサーバーに接続されており、
Integrationパースペクティブで少なくとも1つのデータインテグレーションジョブが作成され、MDMサーバーにデプロイ済みであること。
このタスクについて
ジョブベースのプロセスを生成するには、以下のようにします:
手順
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[MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューで、[Job Designs] (ジョブデザイン)ノードを展開します。
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プロセスを生成するジョブを右クリックし、[Generate Talend Job Caller Process] (ジョブコーラープロセスを生成)を選択します。
ダイアログボックスが表示されます。
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MDMサーバーに送信するドキュメントを選択:
- 完全な「交換」ドキュメントを送信(デフォルト): このドキュメントには項目そのものに加えてアップデートレポートも含まれます。
- 「項目」ドキュメントのみ送信(下位互換性): このプロセスは、MDMの古いバージョンで最初にビルドされ、後にアップグレードされたジョブと互換性を持つようになります。
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OKをクリックしてスキーマの選択を確定し、ダイアログボックスを閉じます。
生成されたジョブの名前を含む生成済みのプロセスが、[MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューの[Event Management - Process] (イベント管理-プロセス)の下に表示されます。
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必要に応じて、生成されたジョブベースのプロセスをダブルクリックして、プロセスパラメーターがリスト表示されているワークスペース内にエディターを開きます。
注: [Parameters] (パラメーター)エリアでは、[Sheet] (シート)と[Source](ソース)という2つのビューの間でいつでも切り替えを行うことができます。前者では、テーブル内のフィールドと行を使用してパラメーターを追加/変更できます。後者では、XML形式でパラメーターを表示し、XMLテキストで直接パラメーターを追加/変更できます。
生成されたジョブベースのプロセスには、ジョブと以下の2つの追加ステップを呼び出す1つのベーシックステップが含まれています。
最初のステップ:XSLTプラグインを使って完全なXMLレコードを取得します。
2番目のステップ: XSLTドキュメントで使用したエスケープファンクションを削除して実際のXMLドキュメントをジョブに送信するために、XMLをデコードします。
最後のステップ: MLドキュメントをTalendジョブに送信します。
このエディターで、必要に応じてあらゆるプロセスパラメーターを変更できます。