Oracle再実行/アーカイブログモード(ジャーナル)でCDCを設定(非推奨) - Cloud - 8.0

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2023-09-26

AS/400 [Redo/Archive log] (再実行/アーカイブログ)モードの場合、Talend StudioはAS/400専用のRUNCDCプログラムを実行することで、ジャーナルとレシーバーの読み取りと分析、ソーステーブルからの変更情報の抽出、ソーステーブルと同じ名前であることに基づくCDCライブラリーでのCDCテーブルの作成、CDCテーブル(変更テーブル)のアップデート、変更に関するクエリーの作成を行います。ソーステーブルの長い名前と短い名前の両方が使用されますが、CDCテーブルの命名には短い名前のみが使用されます。

RUNCDCのデフォルトモードがDETACHEDにされている場合、tAS400CDCコンポーネントは分離されたジャーナルだけを読み取ります。このコマンドCHGJRN JRN(<Source_library_name>/<Journal_name>) JRNRCV(*GEN)は、古いレシーバーをジャーナルから分離し、新しいレシーバーをジャーナルに装着して、最新の変更を取得できるようにするために使われます。続いて、tAS400CDCコンポーネントを実行する前にAS/400システムでこのコマンドを実行するよう推奨されます。また、tAS400CDCコンポーネントを介してカスタムFTPコマンドを使い、このプロセスを自動化することもできます。詳細は、AS/400ジャーナルモードで変更されたデータを抽出(非推奨)をご覧ください。

Talend Studioはジャーナルを自動的に作成、変更、削除するわけではなく、AS/400システムのユーザーまたは管理者が会社のポリシーに応じて提供できるジャーナルとレシーバーに基づいてCDCプロセスを実行するだけです。このため、古いレシーバーは、そのレシーバーに記録された情報が失われないように、それを削除する前に必ずRUNCDCによって処理してください。

警告:
  • RUNCDCプログラムの実行中はAS/400システムでデータを複製しないようにしてください
  • CHGJRNコマンドではDLTRCV(*YES)パラメーターを使わないようにしてください。このパラメータを使うと、ジャーナルの分離後、分離されたレシーバーがすべて削除され、RUNCDCプログラムがログを読み取れなくなってしまいます。