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手順3: AS/400ジャーナルモードでサブスクライバーテーブルを作成

このタスクについて

CDCとデータ間の接続を設定する場合は、次の手順に従います。

手順

  1. データ接続の[CDC Foundation]フォルダーを右クリックして[Create CDC] (CDCを作成)を選択し、[Create Change Data Capture] (CDCを作成)ダイアログボックスを開きます。この例では、このデータ接続はAS400_DATAです。
  2. [Create Change Data Capture] (CDCを作成)ダイアログボックスで[Set Link Connection] (リンク接続を設定)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、CDCに対応するデータベースへの接続を選択します。この例では、AS400_CDCを選択します。
  3. [Create Subscriber] (サブスクライバーの作成)をクリックして、サブスクライバーを作成します。その後、実行するコマンドが表示されます。次のイメージは、このコマンドの例を示しています。
    一般に、このコマンドは次のようになります:
    open <AS400_server_host>
    user <Username> <Password>
    quote rcmd "crtsavf qgpl/instfitcdc"
    quote rcmd "clrsavf qgpl/instfitcdc"
    bin
    cd qgpl
    put "<Studio_install>\plugins\org.talend.designer.cdc_<version>\resource\fitcdc.savf" instfitcdc
    quote rcmd "rstlib savlib(fitcdc) dev(*savf) savf(qgpl/instfitcdc) RSTLIB(<CDC_library_name>)"
    quote rcmd "CHGCMD CMD(<CDC_library_name>/RUNCDC) PGM(<CDC_library_name>/F2CD00) CURLIB(<CDC_library_name>)"
    quote rcmd "dltf qgpl/instfitcdc"
    quit  

    このコマンドはTalend StudioによってFTP経由で自動的に実行され、RUNCDCプログラムのインストール、CDCライブラリー(CDCデータベース)の復元、TSUBSCRIBERSテーブル(CDDのセットアップ先である全テーブルの情報を提供)の作成が行われます。

    CDCライブラリーには、デフォルトで次のテーブルが含まれています。

    • FITAB: そのTBDT1フィールドで使用われる最後の実行とレシーバーに関する情報が含まれています。
      • ポジション1~10: 前回の実行の最終レシーバーのライブラリー
      • ポジション11~20: 前回の実行の最終レシーバーの名前
      • ポジション21~40: 最後の日付/時刻プロセス
      • ポジション41~50: 現在の実行の最終レシーバーのライブラリー
      • ポジション51~60: 現在の実行の最終レシーバーの名前
    • FICLH: RUNCDCコマンドの実行ログと使用されたレシーバーが含まれています。
    • FICLF: 使用されたファイルに関するテクニカルログが含まれています。

    FITABテーブルとFICLHテーブルでは、RUNCDCプログラムが既に使用しているレシーバーの情報が提供されており、必要であればレシーバーのクリーンアップに役立てることができます。

    後で頻繁に変更データを抽出すると、FITABテーブルにあるNUM_ORDフィールドの値が999999に達した時にオーバーフローが発生することがあります。オーバーフローが発生したら、または発生する前に、Change F2CD65 NUM_ORD in FITAB to 0 (zero)コマンドを実行した後、FICLHFICLFFITMPFIRCVの各テーブルにあるレコードをすべて削除すればフィールドの値をリセットできます。

    AS/400システムのリブート後にFITABテーブルに関連して何らかの問題が発生した場合は、NUM_ORDフィールドの値をリセットする必要があるかもしれません。

  4. このコマンドを手動で実行する必要がある場合は、コマンドをコピーし、[Skip] (スキップ)をクリックしてこのダイアログボックスを閉じます。この時、このコマンドはTalend Studioによっては実行されないため、お使いのAS/400システムで、このコマンドを手動で貼り付けるか編集して実行する必要があります。
    それ以外の場合は、Talend Studio内で[Execute] (実行)をクリックしてデフォルトコマンドを直接実行します。ステップバイステップの実行リストが表示されます。
    リストに、すべてのオブジェクトが復元されなかった事実などの問題を示す550番のエラーが表示されることがあります。復元されなかったライブラリーが実際にはお使いのAS/400システムに復元されている場合は、正しく動作しています。確認するには、お使いのAS/400システムの管理者にお問合せください。
  5. 実行が完了したら、[Create Change Data Capture] (CDCを作成)ダイアログボックスで[Finish] (終了)をクリックします。
    [CDC Foundation]フォルダーに、サブスクリプションテーブルスキーマと共にCDCデータベース接続が表示されます。

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