チャートを使って値をフィルタリング - Cloud

Talend Cloud Data Preparationユーザーガイド

Version
Cloud
Language
日本語
Product
Talend Cloud
Module
Talend Data Preparation
Content
データクオリティとプレパレーション > データクレンジング
データクオリティとプレパレーション > データセットの管理
管理と監視 > 接続の管理
Last publication date
2024-04-16

[Chart] (チャート)タブは、データをグラフィカルに表現したものです。データにフィルターをすばやく簡単に適用する方法にもなります。

この例では、典型的な顧客情報(名前、性別、メール、居住国など)のデータセットを使用します。

データセットに顧客情報が含まれている状態。

手順

  1. フィルタリングしたいテキストデータが含まれているカラム(First_Nameなど)を選択します。

    出現数が最も多いファーストネームを示す横棒チャートがチャートタブに表示されています。

    出現数が最も多いファーストネームがチャートタブに表示されている状態。
  2. 上のバーをクリックして、最もよくあるファーストネームにフィルターを適用します。

    プレパレーションには、このファーストネームの行だけが表示されます。

    Ctrl + クリックまたはShift + クリックで複数の値を同時に選択し、より複雑なフィルターを適用することもできます。

  3. Countryカラムを選択します。

    今回、データは世界地図の形で表示されます。出現数の多い国ほど、地図上で濃く表示されます。

    国別の分布状況が[チャート]タブに表示されている状態。

    チャートタブの右上にあるアイコンをクリックすると、世界地図のビューと通常の棒チャートのビューを交互に切り替えることができます。

  4. 地図でブラジルを直接クリックすると、このフィルターが前のフィルターに追加されます。
    フィルターが適用された状態。

    グリッドには、これらの2つのフィルターに合うデータだけが表示されます。

  5. ファンクションパネルで、[Delete these Filtered Rows] (フィルタリング済みの行を削除)など、フィルター処理したデータに対して実行するファンクションをクリックします。
  6. フィルターバーで、各フィルターのX印をクリックするか、ごみ箱アイコンをクリックしてフィルターを消去し、再びデータセット全体を表示します。