組織の他のメンバーがプレパレーションにアクセスできるよう、格納先のフォルダーを共有します。
プレパレーションはフォルダーでのみ共有が可能で、フォルダーのステータスは次の3つのいずれかとなります。
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: あなたはフォルダーの所有者で、フォルダーはまだ共有されていません。
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: あなたはフォルダーの所有者で、フォルダーを他のユーザーと共有しているか、あなたを所有者としてフォルダーが共有されています。
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: フォルダーはエディターであるあなたと共有されています。
フォルダーを作成する場合、あなたはデフォルトでその所有者になります。共有する時に、他のユーザーにエディターロールまたは所有者ロールのどちらかを与えることを決定します。エディターと所有者にはそれぞれ対応する権限があります。
- フォルダーの所有者は、フォルダーの削除、名前の変更、共有、サブフォルダーの作成、プレパレーションを移動ができます。
- フォルダーのエディターは、フォルダーの削除と名前の変更ができます。
フォルダーの所有権とアクセスに関して、次のルールが適用されます。
- フォルダーの作成者は、この新しいフォルダーの親の少なくとも1つを同時に所有している場合にのみ、所有者のロールを受け取ります。
- 他のユーザーに割り当てられたフォルダーのエディターまたは所有者のロールは、共有ウィンドウからいつでも変更できます。
- フォルダーの所有者が他のユーザーとのフォルダー共有をやめることにした場合、他のユーザーはそのコンテンツに対するアクセスをすべて失います。
前のルールと行動を要約するために、以下の例を取り上げてみましょう。
- ユーザーAはフォルダー1を所有しており、このフォルダーにはプレパレーションが含まれています。ユーザーAはこれをエディターとしてのユーザーBに共有します。
ユーザーBはフォルダー1に含まれているプレパレーションにアクセスして作業できますが、ユーザーCとの共有、サブフォルダーの作成はできません。
- ユーザーBは、フォルダー2のサブフォルダーとしてフォルダー3を作成します。
ユーザーBはフォルダー2とフォルダー3の両方を所有しているので、フォルダー3をユーザーCと共有できます。
- ユーザーBはユーザーAに対し、フォルダー1を再共有してくれるよう依頼しますが、今回は所有者としてです。
ユーザーBは今度はフォルダー1をエディターとしてのユーザーCと共有できます。ユーザーCはフォルダー1に含まれているプレパレーションにアクセスし、作業できます。
ただし、ユーザーAがユーザーBをフォルダー1の所有者のリストから削除することを決めた場合、ユーザーBとユーザーCはフォルダー1へのアクセスすべてと、そこに含まれているプレパレーションを失います。一般的には、ユーザーがあなたに対してフォルダーの共有停止を決めた場合、あなたはそのコンテンツに対するアクセスをすべて失います。
手順
- [Preparations] (プレパレーション)をクリックして、プレパレーションのリストおよびプレパレーションが格納されたフォルダーを開きます。
- 共有するフォルダーの上にマウスを置いて、使用可能なオプションを表示します。
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共有アイコンをクリックして[Sharing] (共有)ウィンドウを開きます。
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自分のフォルダーを共有するには:
- 1人のユーザーまたは1組のユーザグループを使用する場合: 左パネルでグループ名または個人名を選択し、名前の上にマウスを置いた時に表示される+アイコンをクリックしてこのユーザーを共同作業者として追加します。
- 複数のユーザーまたは複数のユーザーグループに同時と共有する場合: 左パネルでCtrl + クリック、またはShift + クリックでグループまたはユーザーを選択し、[Add as...] (追加先...)リストで共同エディターとして追加するロールを選択します。
ユーザーグループは、Talend Cloud Management Consoleで事前に作成しておく必要があります。
- 接続の共同編集者権限を変更するには、名前の横にあるリストで適切なアクセスレベル、すなわち[Editor] (エディター)または[Owner] (所有者)を選択します。
- [Share] (共有)をクリックします。