キャンペーンのデータモデルを定義 - Cloud

Talend Cloud Data Stewardship入門ガイド

Version
Cloud
Language
日本語
Product
Talend Cloud
Module
Talend Data Stewardship
Content
データガバナンス > キャンペーンの管理
データガバナンス > データモデルの管理
データクオリティとプレパレーション > タスク管理
データクオリティとプレパレーション > 重複データの削除
Last publication date
2024-03-06

Reconciling client dataキャンペーンで管理するデータの構造を決定するためのデータモデルを作成します。このキャンペーンにより、データスチュワードは、さまざまなシステムから来る冗長なクライアントデータをマージできます。

Data Stewardshipではデータモデルを認識することにより、データの構文とセマンティックの検証が可能になります。そのため、キャンペーンはデータモデルに依存しており、データが予想される構造と形式に一致するようにしています。

このタスクについて

データモデルで属性を定義し、事前定義された標準タイプまたはセマンティックタイプから種類を選択します。

手順

  1. キャンペーン所有者としてログインします。
    Talend Management Consoleで割り当てを受けたロールにデータモデルを追加および管理する権限があれば、データモデルを作成することもできます。
  2. [Data models] (データモデル) > [Add data model] (データモデルを追加)の順に選択します。
  3. 新しいモデルの名前と説明をName (名前)およびDescription (説明)フィールドにそれぞれ入力します。オプションフィールドは、名前の横に[*]としてマークされます。
  4. [Attributes] (属性)セクションで、データモデルに含めるカラムを次のように定義します:
    1. [Identifier] (識別子)フィールドで、最初のカラムの技術識別子を入力します。
    2. 必要に応じて、対応するフィールドにカラム名と説明を入力します。
      [Name] (名前)フィールドに設定した名前がタスクリストに表示されます。名前が設定されていない場合は、技術識別コードが表示されます。
    3. 属性タイプのリストでカラムのタイプを選択します。
      属性タイプリストのカラムタイプ。

      標準タイプとセマンティックタイプは、デフォルトでアプリケーション内で統合されています

      • 標準タイプでは、選択したタイプに従って追加フィールドが表示されます。これらのフィールドは省略可能で、最小値や最大長の定義、属性を検証するパターンの定義など、属性に制約を定義できます。

        この値全体が検証パターンと必ず一致するようにするためのベストプラクティスは、検証パターンを^$で囲むことです。

        例:
        • [A-Z]AおよびABCと一致します。
        • ^[A-Z]$Aと一致しますが、ABCとは一致しません。

        DateカラムとTimestampカラムについては、日時のピッカーにアクセスできるため、日時が正しい形式で自動的に設定されます。

      • セマンティックタイプはTalend Dictionary Serviceを使用して管理できます。ただし、このサービスをご利用になれるかどうかは、お持ちのライセンスによって異なります。
  5. [Define list of values] (値のリストを定義)オプションを切り替え、属性の特定の値を設定できるフィールドを表示します。
    このリストにない値は、タスクリストに無効としてマークされます。
  6. 必要に応じて、[Allow empty values] (空の値を許可)オプションを切り替えて、空のフィールドのアップロードを無効にします。このオプションはデフォルトで有効になっています。
  7. [Add attribute] (属性を追加)をクリックし、上記の手順を繰り返して、データモデルに必要なすべてのカラムを作成します。
    ヒント: [Rules] (ルール)タブでは、データクオリティルールを適用できます。データクオリティルールとは、キャンペーン内にある異常の検出に役立つビジネス要件のセットのことです。 データが準拠する必要のある値を定義します。一部のデータにのみデータクオリティルールを適用するように条件を追加できます。 詳細は、データクオリティルールを使って作業をご覧ください。