タスクを検証し、移行の決定にコメントを付ける - Cloud

Talend Cloud Data Stewardshipユーザーガイド

Version
Cloud
Language
日本語
Product
Talend Cloud
Module
Talend Data Stewardship
Content
データガバナンス > キャンペーンの管理
データガバナンス > タスクの割り当て
データガバナンス > データモデルの管理
データクオリティとプレパレーション > タスク管理
管理と監視 > ユーザーの管理
Last publication date
2024-01-30

タスクには、キャンペーンで定義されたワークフローに基づいてさまざまな状態を経由するライフサイクルが含まれます。3段階のワークフローのうち適切なロールを付与された参加者だけが、タスクの検証が必要となる中間の状態にアクセスできます。

検証状態において、権限を持つデータスチュワードは1つのタスクまたは複数のタスクで移行の選択を実行し、ワークフローの最後の状態に移すことができます。タスクを移行する時にコメントを付けて、下した決定について説明を加えることができます。

始める前に

  • キャンペーンで定義されたワークフローは3段階のワークフローで、検証状態が含まれています。
  • ユーザーはキャンペーンの参加者で、ワークフローの適切な状態のタスクにアクセスするロールが付与されているはずです。

手順

  1. [Tasks] (タスク)ページで、開きたいキャンペーンの名前をクリックします。
  2. メニューバーで[State] (状態) > [To validate] (検証予定)をクリックして、検証状態に移行してまだ割り当てられていないタスクのリストを開きます。
  3. タスクを選択し、Meの横にある[View unassigned tasks] (未割り当てタスクを表示)をクリックしてダッシュボードにタスクを移動させるか、右パネルの[Assign tasks] (タスクを割り当て)オプションを使います。
    ヒント: タスクリストから、CtrlキーまたはShiftキーを押しながら、タスクを複数選択します。Mac版では、CmdキーまたはShiftキーを長押しします。
  4. 一番上のバーで、[Assignment] (割り当て) > [Assigned to me] (自分に割り当て)をクリックして、最初のデータスチュワードによる選択を検証する必要があるタスクを表示します。
    アービトレーションキャンペーンでの一括移行
  5. タスクを1つ以上選択し、変更を承認して、[Accept] (承認)または[Reject] (却下)をクリックします。
    選択されたタスクの背景に緑色のマークが付き、[Transition] (移行)カラムに決定内容が表示されます。
  6. オプションで、次のいずれかを実行して、1つのタスクまたはタスクグループに対する決定にコメントを付けます:
    • タスクを選択します:
      1. リストの一番上から移行の決定をクリックします。
      2. リストの一番上のアイコンをクリックして、移行のコメントを付けます。
      3. コメントを入力し、[Validate] (確定)アイコンをクリックします。
    • タスクグループを選択します:
      1. 右パネルから[Task] (タスク)を選択します。
      2. [Transition tasks] (移行タスク)を展開します。
      3. [Selection] (選択)リストから、すべてのタスクに、または選択したタスクのみに、移行コメントを付けます。
      4. [Transition] (移行)リストでタスクを受け入れるか、またはリジェクトするかを選択します。
      5. [Add comment] (コメントを付ける)リストで[Yes] (はい)を選択し、[Comment] (コメント)フィールドにコメントを入力します。
      6. [SUBMIT] (送信)をクリックします。

      [Transition Comment] (移行コメント)メタデータカラムにコメントが付けられ、エントリーがタスク履歴に追加されます。

      注: 右パネルを使用して付けるコメントは、移行決定の既存のコメントを置換します。
  7. ページ右上の[Validate] (検証)をクリックし、タスクで行った移行に関する選択を検証します。

タスクの結果

承認されたタスクはリストから移動し、ワークフローの最後の状態に移ります。複数のデータスチュワードにワークフローの最初のロールが付与されている場合、却下されたタスクは元の未割り当てタスクのリストに戻されます。ただし、ワークフローの最初のロールが付与されているデータスチュワードが1人だけの場合、却下されたタスクはデータスチュワードの新規タスクリストに直接戻されます。