Talend Runtimeのフルインストールの自動移行(推奨) - Cloud

Talend Cloudインストール&アップグレードガイド

Version
Cloud
Language
日本語
Operating system
Linux
Product
Talend Cloud
Module
Talend Artifact Repository
Talend Data Stewardship
Talend Management Console
Talend Remote Engine
Talend SAP RFC Server
Talend Studio
Content
インストールとアップグレード
Last publication date
2024-04-23
対象製品...

Cloud API Services Platform

Cloud Data Fabric

パッチから取得できない Talend Runtimeの大半のバージョン(7.3.1-R2022-09-RTや8.0.1-R2022-10-RTなど)は、移行ツールを使用すれば自動的に移行できます。このツールは、既存の Talend Runtimeから新しい長期サポートバージョンに、設定とインストール済み機能を自動的に移行します。

始める前に

  • Talend Runtimeを7.3から7.3代のバージョンへ、または8.0から8.0代のバージョンへアップグレードする予定であること。
  • 移行先としたバージョンが8.0.1-R2023-08-RTではないこと。このバージョンに移行する場合は、Talend Runtimeのフルインストールを手動で移行をご覧ください。
  • 推奨されるアプローチはアップグレードパッチの適用であるものの、あまりにも複雑で実行不可能であるため、Talendからフルインストーラーを受信済みであること。
  • Talend Runtimeの新しいバージョンをインストール済みであること。この新しいバージョンはアップグレード前のバージョンと同じ方法でインストールします。つまり、新バージョンと旧バージョンをサービスとしてインストールするか、両方をスタンドアロンプログラムとして所定のディレクトリーに解凍する必要があります。

このタスクについて

  • この移行はまず非本番環境で行い、出力に旧バージョンの重要なカスタムリソース(特に手動でインストールされたもの)がすべて含まれ、完全に機能することを確認しておきます。
  • 移行ツールはパッチファイル内のmigrationというフォルダーにデフォルトで保存されているので、この記事ではこの場所を使用します。必要であれば他のディレクトリーに保存することもできます。

手順

  1. アップグレードする Talend Runtimeが実行中であることを確認します。
  2. 使用しているオペレーティングシステムとRuntimeのインストール方法に応じて、次のいずれかのコマンド使って移行ツールを実行します。
    • Talend Runtimeがサービスとしてインストールされている場合:
      • Windowsの場合は、移行ディレクトリーでAdministrator権限でPowerShellを起動し、次のコマンドを実行します。
        ./talendRuntimeMigration.ps1 talend-runtime-8.0.1-XXXX talend-runtime-8.0.1-YYYY
        期待される出力の例は次のようになります。
        PS C:\Users\IEUser\Desktop\TalendRuntime\migration> .\talendRuntimeMigration.ps1 talend-runtime-8.0.1-R2022-07-RT talend-runtime-8.0.1-R2022-10-RT
        2023-01-19 22:17:19.651 Exporting data from current  Talend Runtime
        2023-01-19 22:17:44.666 Copying exported data to the new  Talend Runtime
        2023-01-19 22:17:44.995 Stopping current  Talend Runtime
        WARNING: Waiting for service ' Talend Runtime 8.0.1-R2022-07-RT (talend-runtime-8.0.1-R2022-07-RT)' to stop...
        WARNING: Waiting for service ' Talend Runtime 8.0.1-R2022-07-RT (talend-runtime-8.0.1-R2022-07-RT)' to stop...
        WARNING: Waiting for service ' Talend Runtime 8.0.1-R2022-07-RT (talend-runtime-8.0.1-R2022-07-RT)' to stop...
        WARNING: Waiting for service ' Talend Runtime 8.0.1-R2022-07-RT (talend-runtime-8.0.1-R2022-07-RT)' to stop...
        WARNING: Waiting for service ' Talend Runtime 8.0.1-R2022-07-RT (talend-runtime-8.0.1-R2022-07-RT)' to stop...
        2023-01-19 22:17:57.620 Starting new  Talend Runtime
        2023-01-19 22:18:22.073 Importing data into the new  Talend Runtime
        2023-01-19 22:18:23.088 Migration completed successful
      • Linuxの場合は、次のコマンドを実行します。
        ./talendRuntimeMigration.sh talend-runtime-8.0.1-XXXX talend-runtime-8.0.1-YYYY
        期待される出力の例は次のようになります。
        root@talend-VirtualBox:/home/talend/Downloads/migration# ./talendRuntimeMigration.sh talend-runtime-8.0.1-R2022-07-RT talend-runtime-8.0.1-R2022-10-RT
        2023-01-23 15:51:27.464 Exporting data from current  Talend Runtime
        2023-01-23 15:51:29.472 Copying exported data to the new  Talend Runtime
        2023-01-23 15:51:29.475 Stopping current  Talend Runtime
        2023-01-23 15:51:57.709 Starting new  Talend Runtime
        2023-01-23 15:52:14.405 Importing data into the new  Talend Runtime
        2023-01-23 15:52:16.425 Migration completed successfully
    • Talend Runtimeが手動(つまりスタンドアロンモード)でインストールされている場合:
      • Windowsの場合は、次のコマンドを実行します。
        ./talendRuntimeMigration.ps1 "path_to_current_karaf"  "path_to_new_karaf"
      • Linuxの場合は、次のコマンドを実行します。
        ./talendRuntimeMigration.sh "path_to_current_karaf"  "path_to_new_karaf"
    移行ツールのスクリプトは次のステップをオーケストレーションします。
    • エクスポートバンドルをインストール
    • 現在の Talend Runtimeを停止
    • 新しい Talend Runtimeを開始
    • インポートバンドルをインストール
トラブルシューティング: 移行中または移行後に問題が発生した場合は、次のステップを試してください。
  • Talend Runtimeの両バージョンのlog/tesb.logにあるエラーログを確認します。

    Windowsでは、スクリプト行の前にあるPowerShellに$DebugPreference = 'Continue'を追加すれば、特定のデバッギングログを生成できます。

  • 移行中にエラーが発生した場合は、以下の手順でロールバックします。
    1. 新しい Talend Runtimeエンジンを停止します。
    2. 古いエンジンを開始します。
移行を再開する時は、次の操作を行います。
  1. Talend Runtimeの古いインスタンスと新しいインスタンスを停止します。
  2. Talend Runtimeの新しいバージョンをいちど削除して再インストールします。
  3. log/tesb.logファイルをクリアします。
  4. Talend Runtimeの古いインスタンスを再起動し、上記の説明に従って移行スクリプトを実行します。

次のタスク

ツールによって移行された設定のリストを移行される設定で確認し、残っている項目を手動で移行します。次に、新しい Talend Runtimeをテストし、正しく動作することを確認します。そして上記の手順を繰り返し、本番環境用に Talend Runtimeを移行します。最後に、該当するパッチノートに記載されている手順に従って、この新しいインストールに最新のパッチを適用します。