移行で利用できる機能 - Cloud

Talend Administration CenterからTalend Cloud Management Consoleへのデータの移行

Version
Cloud
Language
日本語
Product
Talend Cloud
Module
Talend Management Console
Content
管理と監視 > プロジェクトの管理
管理と監視 > ユーザーの管理
Last publication date
2021-07-19
さまざまなオブジェクトをTalend Administration CenterからTalend Cloud Management Consoleに移行できます。Talend Cloud Management Consoleの詳細は、Talend Cloud Management Consoleユーザーガイドを参照してください。

ユーザー

ユーザーロールの移行表
Talend Administration Centerでのロール Talend Cloud Management Consoleでのロール アプリケーション
[Administrator] (管理者) [Data Preparation Administrator] (データプレパレーション管理者) Talend Cloud Data Preparation
[Dataset Manager] (データセットマネージャー) [Data Preparation Manager] (データプレパレーションマネージャー) Talend Cloud Data Preparation
[Dataset Preparator] (データセットプレパレーター) [Dataset Preparator] (データセットプレパレーター) Talend Cloud Data Preparation
[Data Steward] (データスチュワード) [Data Steward] (データスチュワード) Talend Cloud Data Stewardship
[Campaign Owner] (キャンペーン所有者) [Campaign Owner] (キャンペーン所有者) Talend Cloud Data Stewardship
[Dictionary Service] (辞書サービス) [Semantic types manager] (セマンティックタイプマネージャー) Talend Dictionary Service
[Semantic types manager] (セマンティックタイプマネージャー) [Semantic types manager] (セマンティックタイプマネージャー) Talend Dictionary Service
[Semantic types viewer] (セマンティックタイプビューアー) [Semantic types viewer] (セマンティックタイプビューアー) Talend Dictionary Service
[Security Administrator] (セキュリティ管理者) - -
[Administrator] (管理者)

[Project Administrator] (プロジェクト管理者)

[Infrastructure Administrator] (インフラストラクチャー管理者)

[Environment Administrator] (環境管理者)

Talend Cloud Management Console
[Auditor] (監査人) - -
[Operation manager] (オペレーションマネージャー) [Operator] (オペレーター) Talend Cloud Management Console
[Designer] (デザイナー) [Integration Developer] (統合開発者) Talend Studio
[Custom role] (カスタムロール) - -
注: セキュリティ管理者とカスタムロールがTalend Administration CenterからTalend Cloud Management Consoleに移行されることはありません。

Talend Cloud Management Console内にユーザーが既に存在する場合、Talend Administration Center内の同じユーザーのロール(カスタムロールを除く)とグループはすべて、Talend Cloud Management Console内のこのユーザーとマージされます。ただし、個人データは移行されません。Cloudライセンスで許可されているアクティブユーザーの数に達した場合も、残りのユーザーは移行されません。

Talend Data PreparationTalend Data StewardshipTalend Dictionary Serviceのいずれかのユーザーである場合、複数のTalend Administration Centerを移行する時は、データセットと情報をTalend Data Preparation/Talend Data Stewardship/Talend Dictionary Service内に保持できるのは最初の移行に限られます。Talend Cloud Management Consoleに移行する前に、対応するTalend Administration CenterTalend Data Preparation/Talend Data Stewardship/Talend Dictionary Serviceのインスタンスを最初に移行する必要があります。
注: TCMPは最初に追加されたサーバーにあるユーザーの一意IDを使用するため、まずTalend Administration CenterPRODサーバーを登録することをお勧めします。
Talend Data PreparationTalend Data Stewardshipのユーザーをバージョン6.2.1と6.3.1から移行すると、アプリケーションTalend Data PreparationTalend Data Stewardship上のユーザーに対する参照を持たない新しいユーザーがTalend Cloud Management Console内に作成されます。新しいUUIDを持つ新しいユーザーとして作成されます。Talend Data PreparationTalend Data Stewardshipを正しく参照するIDがすべて設定されるように、移行前にTalend Administration Centerをバージョン6.4.1にアップグレードすることをお勧めします。
警告: いずれのパッチも適用されていない6.4.1リリースバージョンは一意IDを持たず、このバージョンの移行は失敗します。移行ツールを使ってTalend Administration CenterからTalend Cloud Management Consoleに移行する場合は、TPS-2245以降のパッチを適用する必要があります。

Talend Administration Center上で複数のライセンスを使用する場合は、移行前にすべてのユーザーをTalend Cloud Management Consoleライセンスに一致する1つのライセンスに手動で移動する必要があります。これはユーザーグループにも適用されます。たとえば、Talend Administration Center内に複数のライセンスでタイプTalend Data IntegrationTalend Data Mapperの両方のユーザーがいる場合、Talend Cloud Management ConsoleライセンスがタイプTalend Data Mapperなら、すべてTalend Data Mapperに更新する必要があります。

移行後、ユーザーパスワードをリセットする必要があります。また、ユーザーログインも変更される場合があります。たとえば、Talend Administration Centerではユーザー名はuser@tdp.comとなります。dataprep.comテナントでTalend Cloud Management Consoleに移行した場合、ユーザーログインはuser@dataprep.comに変更されます。移行済みのユーザーに招待メールを送信するように設定した場合、ユーザーはメールの指示に従ってパスワードをリセットできます。上記の設定をしていない場合、移行済みのユーザーのパスワードは管理者がリセットできます。

SSOケースの場合は、移行後にSSOプロバイダー上でユーザーを再作成する必要はありません。

ユーザーグループ

すべてのユーザーグループをTalend Administration CenterからTalend Cloud Management Consoleに移行できます。

プロジェクト

注: 現在、移行が可能なのは、Gitリポジトリー上のデータ管理プロジェクトのみです。

プロジェクトごとにTalend Administration Centerには、プロジェクトの種類、Git URL、説明などその他の詳細情報が保管されます。プロジェクトはこれらの詳細と共にTalend Cloud Management Consoleに移行できます。

プロジェクト権限

Git URLに加え、Talend Cloud Management Consoleでは、プロジェクトの承認ユーザーも保管できます。これはTalend Administration Center[Project Authorization] (プロジェクト承認)ページから移行されます。

参照プロジェクト

現在、参照プロジェクトはTalend Cloud Management Consoleでは使用できません。

ライセンス

ライセンスはTalend Administration CenterTalend Cloudで異なります。Talend Cloud Management Console[SUBSCRIPTION] (サブスクリプション)ページには、ライセンスの種類、使用可能なアプリケーションなどの詳細が表示されます。

バックアップ

オンプレミスアプリケーションではデータを定期的にバックアップする必要があります。Talend Administration Centerには、データベースやSVNをバックアップまたはスケジューリングできるオプションが準備されています。Talend Cloudアプリケーションでは、サービスの一部としてTalendによりバックアップが実行されます。バックアップ方法はライセンスによって異なります。
注: この機能はTalend Administration Centerバージョン6.4.1以降では非推奨となっています。

アーティファクトリポジトリー

Talend Administration Centerでは、Talend Studioで必要なバイナリおよびサードパーティのライブラリーを保管するためにアーティファクトリポジトリーが使用されます。Talend Cloud Management Consoleでは、特定のジョブをデザインまたは実行するためにTalend Studioが必要とするサードパーティのライブラリーのみを保管するためにアーティファクトリポジトリーが使用されます。そのため、アーティファクトリポジトリーはサービスの一部としてTalendによって管理されます。

ジョブコンダクター/プラン

現在、Talend Administration Centerの実行プランと[Job Conductor] (ジョブコンダクター)ページでスケジューリングされたジョブは、Talend Cloud Management Consoleに移行できません。ただし、Talend Cloud Management Consoleには次の2つのオプションがあります。

  • タスクにより個別のジョブを実行できます。
  • プランはTalend Administration Center実行プランに似ています。

タスク実行の監視

Talend Cloud Management Consoleでは、単一のタスク実行を検査して過去の実行を表示したり、一定の期間やワークスペースについてステータス別に実行を表示できる監視機能が搭載されています。

Talend Cloud Management Console内から、単一実行を監視して、拒否されたレコードを追跡したり、ジョブ実行が失敗した場所を確認できます。

実行ごとに、ログを検査し、ログを.logファイルとしてダウンロードできます。また、ログリポジトリーとして機能するAmazon S3バケットへのログの自動エクスポートを有効にすることもできます。

タスクアクティビティは[OPERATIONS] (オペレーション)ページで監視できます。