始める前に
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ソースデータを保管するシステムへの接続が作成済みであること。
ここでは、テスト接続を使用します。
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ソースデータを保管するデータセットが追加済みであること。
concatenate_us_leads.zipファイルをダウンロードして抽出します。米国のリード(ファーストネーム、ラストネーム、都市、州など)のリストが含まれています。
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接続および処理済みデータを保管する関連データセットも作成済みであること。
ここでは、同じテスト接続に保管されたデータセットです。
手順
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[Pipelines] (パイプライン)ページで[Add pipeline] (パイプラインを追加)をクリックします。新しいパイプラインが開きます。
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パイプラインに意味のある名前を付けます。
例
Concatenate first and last names in a list of leads
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[ADD SOURCE] (ソースを追加)をクリックしてパネルを開きます。このパネルで、ソースデータ(この場合はUSリードに関するデータ)を選択できます。
例
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データセットを選択し、[Select] (選択)をクリックしてパイプラインに追加できるようにします。
必要であれば名前を変更します。
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をクリックし、パイプラインにField concatenatorプロセッサーを追加します。設定パネルが開きます。
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プロセッサーに意味のある名前を付けます。
例
concatenate first/last names
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[Configuration] (設定)エリアで以下の操作を行います。
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[Function name] (ファンクション名)リストで[Concatenate with value/another field] (値/別のフィールドと連結)を選択します。
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[Field to process] (処理するフィールド)リストで.firstnameを選択し、このフィールドを別のフィールドと連結させます。
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[Create new column] (新しいカラムを作成)オプションを有効にして[Rename new column] (新しいカラムの名前を変更)フィールドにfullnameと入力し、結合操作の結果を含む新しい出力カラムを作成します。
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[Use with] (併用)リストから[Other column] (その他のカラム)を、[Column] (カラム)リストから.lastnameを選択し、.firstnameフィールドを.lastnameフィールドと連結させます。
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[Separator] (区切り)フィールドにスペースを入力し、ファーストネームとラストネームの結合時に区切りとしてスペースを使用できるようにします。
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[Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
プロセッサーのプレビューに注目し、操作前のデータと結合後のデータを比較します。
これで、ファーストネームとラストネームがすべて、スペースを区切りとして結合されます。
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[ADD DESTINATION] (デスティネーションを追加)をクリックし、処理済みデータを保持するデータセットを選択します。
必要であれば名前を変更します。
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Talend Cloud Pipeline Designerの上部ツールバーで[Run] (実行)ボタンをクリックするとパネルが開き、実行プロファイルを選択できるようになります。
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リストで実行プロファイルを選択し(詳細は実行プロファイルをご覧ください)、[Run] (実行)をクリックしてパイプラインを実行します。
タスクの結果
パイプラインは実行中となり、記述した条件に基づいてデータが連結され、指定したターゲットシステムに出力が送られます。