始める前に
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ソースデータを保管するデータセットが追加済みであること。
split-leads.zipファイルをダウンロードして抽出します。顧客リード(ファーストネーム、ラストネーム、メール、住所など)のリストが含まれています。
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接続および処理済みデータを保管する関連データセットも作成済みであること。
ここでは、テスト接続に保存されたファイルを使用します。
手順
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[Pipelines] (パイプライン)ページで[Add pipeline] (パイプラインを追加)をクリックします。新しいパイプラインが開きます。
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[ADD SOURCE] (ソースを追加)をクリックしてパネルを開きます。このパネルで、ソースデータ(この場合はテストデータセットとして手動で入力された顧客リードのリスト)を選択できます。
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データセットを選択し、[Select] (選択)をクリックしてパイプラインに追加できるようにします。
必要であれば名前を変更します。
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をクリックし、パイプラインにField Selectorプロセッサーを追加します。設定パネルが開きます。
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プロセッサーに意味のある名前を付けます。
例
select main info
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[Selectors] (セレクター)エリアで次の操作を行います。
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first_nameフィールドを選択して名前を変更する場合は、[Input] (入力)リストで.first_nameを選択し、[Output] (出力)リストにfirstnameと入力します。
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last_name
フィールドを選択して名前を変更する場合は、+記号をクリックして新しいエレメントを追加し、[Input] (入力)リストで.last_nameを選択し、[Output] (出力)リストにlastnameと入力します。
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email
フィールドを選択する場合は、+記号をクリックして新しいエレメントを追加し、[Input] (入力)リストで.emailを選択し、[Output] (出力)リストにemailと入力します。
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[Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
(オプション)プロセッサーのプレビューに注目し、再構成前のデータと再構成後のデータを比較します。
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をクリックし、パイプラインにSplitプロセッサーを追加します。設定パネルが開きます。
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プロセッサーに意味のある名前を付けます。
例
split emails
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プロセッサーを設定します。
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顧客のメールをローカル部分とドメイン部分に分割する場合は、[Function name] (機能名)リストで[Extract email parts] (メールのエレメントを抽出)を選択します。
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[Fields to process] (処理するフィールド)フィールドで.emailを選択します。
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[Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
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をクリックし、パイプラインにSplitプロセッサーをもう1つ追加します。設定パネルが開きます。
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プロセッサーに意味のある名前を付けます。
例
validate companies
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プロセッサーを設定します。
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会社のセマンティックタイプに基づいて顧客のメールのドメイン部分を検証する場合は、[Function name] (ファンクション名)リストで[Extract values by semantic type] (セマンティックタイプで値を抽出)を選択します。
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[Fields to process] (処理するフィールド)フィールドで.email_domainを選択します。
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[Semantic type] (セマンティック)リストで[Company] (会社)を選択します。
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[Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
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(オプション) Splitプロセッサーのプレビューに注目し、抽出操作後のデータを確認します。
例
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[ADD DESTINATION] (デスティネーションを追加)をクリックし、再編成済みのデータを保持するデータセットを選択します。
必要であれば名前を変更します。
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Talend Cloud Pipeline Designerの上部ツールバーで[Run] (実行)ボタンをクリックするとパネルが開き、実行プロファイルを選択できるようになります。
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リストで実行プロファイルを選択し(詳細は実行プロファイルをご覧ください)、[Run] (実行)をクリックしてパイプラインを実行します。
タスクの結果
パイプラインは実行中となり、リードデータは処理され、顧客会社は会社セマンティックタイプに基づいて検証されて、出力フローは指定したターゲットシステムに送信されます。