複数のRemote Engineをデプロイ - Cloud

Talend Remote Engineユーザーガイド (Linux)

Version
Cloud
Language
日本語
Operating system
Linux
Product
Talend Cloud
Module
Talend Remote Engine
Content
インストールとアップグレード
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-23

場合により、短期の開発とテストに対応するために、1つのサーバーに複数のRemote Engineインスタンスをデプロイし、実行しなければならないことがあります。

Remote Engineは、TalendJobServersFilesというフォルダーに保存されているジョブタスクの依存項目(ジョブアーティファクト、ログ、作業フォルダーなど)にアクセスする必要があります。Remote Engineの各インスタンスに個別のTalendJobServersFilesフォルダーがあることを確認します。これは、このフォルダーを全インスタンス間で共有した場合にランダムなジョブ実行の失敗やクリーンアップの問題につながる可能性があるためです。

このタスクについて

Talendには、競合のないポートとパラメーターの異なるセットを用いて、最大2つのRemote Engineインスタンスを同一サーバー上にデプロイする処理を自動化するKaraf設定スクリプトが記載されています。これらのスクリプトはTalend Remote Engineインスタンス内で実行されます。したがって、Talend Remote Engineと互換性があるすべてのプラットフォームでサポートされています。

手順

  1. 実行中のRemote Engineとそのサービスがあれば停止してください。
  2. Talend Management Consoleに2番目のRemote Engineを作成します。
  3. Remote Engineの2番目のインスタンスをダウンロードし、別のフォルダーに解凍またはインストールします。
    インストーラーが自動的にサービスを開始します。インストールプロセスの終了後は、このサービスを手動で停止する必要があります。
  4. 2番目のRemote Engineのインストールディレクトリーにあるbinフォルダーに移動し、 karafファイルを実行します。
  5. Karafコンソールで、source scripts/configureC1.shスクリプトを実行でします。
    Karafコンソールで実行するスクリプトのスクリーンショット。
  6. Karafをシャットダウンします。
  7. 2番目のRemote EngineとTalend Cloudアカウントをペアリングします。
  8. trunファイルを実行し、両方のRemote Engineを各インストールフォルダーから起動します。

タスクの結果

これで、両方のRemote Engineで競合なくタスクを実行できます。