Remote Engineまたはクラスターでルートやデータサービスタスクをデプロイ - Cloud

Talend Remote Engineユーザーガイド (Linux)

Version
Cloud
Language
日本語
Operating system
Linux
Product
Talend Cloud
Module
Talend Remote Engine
Content
インストールとアップグレード
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-23

Remote Engineまたはクラスターで実行をスケジュールすると、ルートやデータサービスタスクがオンプレミスのセキュアなランタイムで実行されます。

始める前に

  • エンジンの作成または編集時に、Talend Management ConsoleでRemote Engine用に正しいマイクロサービスかOSGi実行プロファイルを選択する必要があります。

このタスクについて

ルートとデータサービスをデプロイできるのはRemote Engineとクラスターのみです。
注: データサービスがRemote Engineまたはクラスター上にデプロイされる場合に、接続するサービスURL内には/services/ネームスペースがある必要があります。たとえば、Talend Studio内のサービスURLはhttp://localhost:8090/\{method_name}です。Remote Engineの正しいネームスペースはhttp://localhost:5070/services/\{method_name}になります。

手順

  1. [Management] (管理)ページを開きます。
  2. [Tasks] (タスク)タブに移動します。
  3. Remote Engineやクラスターにデプロイするタスクをリストから選択します。
    ページ上部のファセット検索で環境、ワークスペース、タスクの種類などを選択すればリストを絞り込むことができます。
    タスクの詳細ページが開きます。
  4. ページ右上の[EDIT] (編集)をクリックします。
    [Edit task] (タスクを編集)ウィザードが開きます。
  5. オプション: 必要であればタスクの設定を変更します。
  6. [Processing] (処理)ステップで、タスクをデプロイする実行ランタイムを[Engine] (エンジン)ドロップダウンリストから選択します。
    オプション 説明
    Remote Engine データサービスとルートは、使用しているTalend Studioのバージョンと互換性があるRemote Engineでのみ実行できます。互換性マトリクスについては、Cloud EngineとTalend Remote Engineのアーテフィファクトの互換性をご覧ください。

    タスクの種類によっては、選択したRemote Engineに対応する実行プロファイルが必要となります。この実行プロファイルの設定は、そのエンジンの作成時か、[Edit engine] (エンジンを編集)ウィザード([Engines] (エンジン) > <RemoteEngineName> > [Edit] (編集) パス経由でアクセス可能)で行う必要があります。

    Remote Engineクラスター クラスターに割り当てられたRemote Engineはすべて同じバージョン(v2.8.4以降)であることが必要です。

    タスクの種類によっては、クラスター内のRemote Engineに適切なマイクロサービスか Talend Runtime (OSGi)実行プロファイルが設定されている必要があります。このエンジンは、使用されているアーティファクトのバージョンと互換性があることが必要です。

  7. オプション: Remote Engineやクラスターにマイクロサービスをデプロイする際に、実行プロファイルを選択します。

    タスク実行のJVMパラメーターは、選択したRemote Engineやクラスターのために以前作成した実行プロファイルを選択して設定できます。

    この機能はRemote Engine2.12.4以降でサポートされています。

  8. [Metric Path] (メトリクスパス)で、ランタイムでのリクエスト数など、メトリクスデータを取得するためにデプロイメント時に使用されるメトリクスパスを入力します。
    デフォルト値はアーティファクト名です。メトリックデータが[Task Details] (タスクの詳細)ページに表示されるようにするには、この値を変更しないでおくことをお勧めします。このフィールドが空の場合、このページにメトリック情報は表示されません。
    ヒント: 同じ名前のアーティファクトが複数のプロジェクトに存在し、同じTalend Remote Engine/ Talend Runtime上で実行するように設定されている場合は、プロジェクト名をアーティファクト名に追加できます。
  9. オプション: Remote Engineやクラスターにマイクロサービスをデプロイする時に[Run as impersonated user] (実行ユーザーとして実行)フィールドにユーザー名を入力すれば、別のユーザーとしてタスクを実行できます。
    この機能は、Unix (または同様の)環境にRemote Engineがインストールされている場合のみサポートされます。
    この機能はRemote Engine2.12.4以降でサポートされています。
    実行ユーザーの詳細は、Talend Remote Engineの実行ユーザー化を設定をご覧ください。
  10. マイクロサービスをデプロイする時は、ポートの割り当てを設定します。
    オプション 説明
    [Automatic] (自動) マイクロサービスのインスタンスが実行されるポートはシステムによって定義されています。
    [Custom] (カスタム) マイクロサービスの全インスタンスを実行する静的なポート番号を設定できるため、外部の負荷分散が容易になります。
  11. クラスターでタスクをデプロイするよう選択した場合は、デプロイメント戦略を選びます。
    オプション 説明
    [Parallel] (並列) クラスターの全Remote Engineにタスクを同時にデプロイします。
    [Rolling] (ローリング) クラスターのRemote Engineにタスクを1つずつデプロイします。
  12. 変更を保存します。
    [Deploy] (デプロイ)をクリックすると、[Task Details] (タスクの詳細)ページからタスクをデプロイできます。