このタスクについて
WSDLファイルを作成したら、WSDLファイルのそれぞれのオペレーションをデータサービスプロバイダージョブに割り当て、Webサービスを実装する必要があります。新しいデータサービスジョブを作成したり、既存のものを割り当てたりできます。
オペレーションがいずれのバインドにも定義されていない場合、[Repository] (リポジトリー)ツリービューのオペレーションノードにエラーアイコンが自動的に表示されて、ジョブをそれに割り当てることができません。
この操作は次の手順で行います。
手順
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[Repository] (リポジトリー)ツリービューのサービスのオペレーションノードを右クリックして、コンテキストメニューから[Assign Job] (ジョブの割り当て)を選択します。
オペレーションがいずれのバインドにも定義されていない場合、コンテキストメニューで[Assign Job] (ジョブの割り当て)オプションを使用することはできません。
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[Assign Job] (ジョブの割り当て)ウィザードが開き、[Create a new Job and Assign it to this Service Operation] (新規ジョブをサービスに割り当て)または[Assign an existing Job to this Service Operation] (既存ジョブをサービスに割り当て)を行うよう促されます。
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新しいジョブを作成するには、[Create a new Job and Assign it to this Service] (新規ジョブをサービスに割り当て)オプションを選択し、[Next] (次へ)をクリックします。
[New Job] (新規ジョブ)ウィザードが開きます。デフォルトでは、ジョブの名前が既に[Name] (名前)フィールドに設定されています。これがオペレーション名になります。この名前を変更して、必要に応じてジョブのプロパティを入力します。ジョブのプロパティを定義する方法についての詳細は、ジョブの作成をご覧ください。警告: Studioでは、サービスとジョブに同じ名前を使用しないでください。[Finish] (終了)をクリックして作成を確定します。
デザインワークスペースにジョブのドラフトが開きます。tESBProviderRequestとtESBProviderResponseコンポーネントが既に選択され、設定されています。tESBProviderResponseの[Property Type] (プロパティタイプ)は[Repository] (リポジトリー)に設定され、オペレーションの名前はデフォルトで取得されています。tESBProviderRequestは、指定されたWebサービスに送信されたすべての要求をリッスンし、tESBProviderResponseはその要求に対する応答を返送します。この2つのコンポーネントは、[Palette] (パレット)の[ESB]ファミリーの[Web Services] (Webサービス)にあります。データサービスプロバイダージョブは、データ統合プロセスの独自のニーズに応じてデザインし、Webサービスを公開するジョブを実行できます。
ジョブをデザインする方法の詳細は、ジョブデザインとはをご覧ください。
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既存のデータサービスジョブをオペレーションに割り当てるには、[Assign an existing Job to this Service Operation] (既存ジョブをサービスに割り当て)オプションを選択して、[Next] (次へ)をクリックします。
[Assign Job] (ジョブの割り当て)ウィザードが開きます。ジョブのリストをフィルター処理するための検索文字列を入力できます。すべてを表示する場合は、フィールドを空白のままにします。ツリービューから必要なジョブを選択し、[Finish] (終了)をクリックして、それをオペレーションに割り当てます。
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- ジョブがサービスオペレーションに割り当てられると、デザインワークスペースでそれを開けるようになります。それを開くには、そのオペレーションをダブルクリックするか、オペレーションを右クリックしてコンテキストメニューから[Edit Job] (ジョブの編集)を選択します。ただし、オペレーションがいずれのバインドにも定義されていないと、ジョブが割り当てられていても、そのオペレーションは機能しません。