サービスを作成 - Cloud - 8.0

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-03-13
対象製品...

Cloud API Services Platform

Cloud Data Fabric

Data Fabric

Data Services Platform

ESB

MDM Platform

Real-Time Big Data Platform

Talend StudioIntegrationパースペクティブを使用して、既存のWSDLファイルからサービスを作成したり、WSDLエディターを使用して最初から新しいWSDLファイルを作成したりできます。

また、作成したサービスを分類するために別個のフォルダーを作成することも可能です。

警告: Git管理プロジェクトで作業している場合は、次の予約キーワードをサービスやサービスフォルダーに使用しないようにしてください。
  • tests
  • target
  • src
これらの予約キーワードがサービス、サービスフォルダー、その親フォルダーのいずれかのレベルで使用されている場合、該当するフォルダー内のサービスに行った変更はGitにプッシュされません。

手順

  1. Talend Studioを起動します。
  2. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで[Services] (サービス)を右クリックし、コンテキストメニューから[Create Service] (サービスを作成)を選択します。
  3. 表示されるダイアログボックスで、新しいサービスのメインプロパティを定義します。
    [サービス]ダイアログボックス。
    フィールド 説明
    [Name] (名前) 新しいサービスの名前。禁止文字を入力すると、メッセージが表示されます。
    [Purpose] (目的) サービスの目的、またはサービスの使用に関する有用な情報を入力します。
    [Description] (説明) サービスの説明。
    [Author] (作成者) デフォルトで現在のユーザーログインを表示する、読み取り専用のフィールドです。
    [Locker] (ロック保持者) 読み取り専用のフィールド。デフォルトでは、現在のサービスのロックを保持するユーザーのログインを示します。このフィールドはサービス作成時は空で、既存のサービスのプロパティの編集時にのみデータが存在します。
    [Version] (バージョン) 読み取り専用のフィールドです。[M]および[m]ボタンを使用して、手動でバージョンを高くできます。詳細は、ジョブやルートのバージョンを管理をご覧ください。
    [Status] (ステータス) 作成しているサービスのステータスを選択するリスト。
    [Path] (パス) サービスが作成されるフォルダーを選択するリスト。
  4. [Next] (次へ)をクリックして、ウィザードで[Assign WSDL] (WSDLの割り当て)ビューを開きます。デフォルトでは、[Create new WSDL] (WSDLの新規作成)オプションが選択されており、新しいWSDLファイルが作成できるようになっています。
    [サービス]ダイアログボックス。
  5. 既存のWSDLファイルをインポートする場合は、[Import existing WSDL] (既存のWSDLをインポート)を選択します。[WSDL file] (WSDLファイル)フィールドの横にある[Browse...] (参照...)をクリックして、既存のWSDLファイルに移動します。リポジトリーツリービューの[Metadata] (メタデータ)フォルダーにあるWSDLファイルからスキーマを取得したり保存する場合は、[Import WSDL Schemas on finish] (最後にWSDLスキーマをインポート)チェックボックスをオンにします。
    [サービス]ダイアログボックス。
  6. [Finish] (終了)をクリックします。デザインワークスペースでWSDL基本スケルトンと共にサービスが開かれます。
    デザインワークスペースのサービス。

    ここで作成したサービスは、[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Services] (サービス)ノードの下にリスト表示されます。ポートタイプおよびオペレーションオブジェクトがツリーに表示されます。[!]アイコンは、定義済みのこのWebサービスがまだ使用されていないことを意味します。

    [Repository] (リポジトリー)ツリービューのサービス。
  7. [Repository] (リポジトリー)ツリービューでサービスを右クリックし、[Assign WSDL] (WSDLの割り当て)を選択して、サービスを作成した後に既存のWSDLファイルを割り当てることもできます。
  8. デザインワークスペースでサービスを開くためには、[Repository] (リポジトリー)ツリービューから先ほど作成したサービスをダブルクリックするか、サービスを右クリックしてコンテキストメニューから[Open WSDL Editor] (WSDLエディターを開く)を選択します。
  9. WSDLエディターでWSDLファイルを編集します。詳細は、WSDLファイルを編集をご覧ください。
  10. 1つ(または複数)のデータサービスジョブを作成するかサービスに割り当て、Webサービスを実装します。詳細は、データサービスジョブをサービス操作に割り当てるをご覧ください。

次のタスク

注: [Repository] (リポジトリー)ツリービューでサービスラベルをダブルクリックするだけで、作成した1つ(または複数)のサービスを開くことができます。

サービスの個別のフォルダーを作成するには、次の手順に従います:

  1. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで、[Services] (サービス)を右クリックし、コンテキストメニューから[Create folder] (フォルダーの作成)を選択します。

    [New folder] (新しいフォルダー)ダイアログボックスが表示されます。

    [新しいフォルダー]ダイアログボックス。
  2. [Label] (ラベル)フィールドにフォルダーの名前を入力し、[Finish] (終了)をクリックして変更を確定すると共にダイアログボックスを閉じます。

    作成されたフォルダーは、[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Services] (サービス)ノードの下にリスト表示されます。

注: この新しいフォルダーに移動するサービスが既に作成されている場合は、それらをフォルダーにドラッグ&ドロップします。

実際のデータサービスジョブの作成方法に関するシナリオについては、データサービスとルーティングの例をご覧ください。

これで次の操作が可能になります。