Talend Studioの Integration パースペクティブを使用すると、ランタイムにデプロイ可能な.karファイルにサービスをエクスポートできます。この操作は次の手順で行います。
手順
タスクの結果
サービス用の.kar ファイルまたは.zip ファイルは定義された場所に作成されます。このファイルはデプロイ可能です。または、.zipファイルの場合には、含まれているMavenスクリプトを使って.karに再ビルドされた後でデプロイされます。デプロイは Talend Runtime上です。
サービスのアーカイブファイルには、ランタイムのサービスの開始に必要なすべての依存ライブラリーが含まれます。ただし、JDBC jarは例外です。同じデータベースのデータソースがランタイムコンテナーで設定されている場合、JDBC jarにより、サービスのランタイムにLinkageErrorが発生します。この場合はデータベースに接続する代わりに、データソースを使用することをお勧めします。
サービスをエクスポートする場合、サービスで使用されるすべてのコンテキストもアーカイブファイルに含まれます。.karファイルをランタイムにデプロイする場合、サービスで設定されたデフォルトのコンテキストが使用されます。
サービスをランタイムにデプロイした後にデフォルトのコンテキストを変更するには、次の手順に従います。
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Talend Runtimeインストールディレクトリーのサブディレクトリー
<TalendRuntimePath>\container\etc
に進みます。 -
<yourservicename>.cfg
という名前の設定ファイルを作成し、このファイルにコンテキストを設定します:context=<contextName>
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ランタイムを再起動します。