手順
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セットアップしたデータベース接続からテーブルスキーマを取得するには、[Repository] (リポジトリー)ツリービューで接続項目を右クリックし、コンテキストメニューから[Retrieve Schema] (スキーマ情報を取得)を選択します。
新しく開いたウィザードでは、データベース接続内のさまざまなオブジェクト(テーブル、ビュー、シノニム)をフィルターして表示でき、必要なテーブルを選択してテーブルスキーマを定義できます。
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必要に応じてフィルターを定義し、データベースオブジェクトをフィルタリングします。詳細は、データベースオブジェクトのフィルタリングをご覧ください。
[Next] (次へ)をクリックして、フィルタリングされたデータベースオブジェクトを表示するビューを開きます。フィルター条件に一致するデータベース接続に存在するすべてのデータベースとそのすべてのテーブルがリスト表示されます。リストにデータベースが表示されない場合は、[Check connection] (接続の確認)ボタンをクリックして、データベースの接続を確認します。
- テーブルから1つ以上のテーブルを選択し、リポジトリーファイルシステムにロードします。リポジトリースキーマはこれらのテーブルに基づいたものとなります。
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[Next] (次へ)をクリックします。次のウィンドウに表示される4つのパネルで作成するスキーマを定義できます。必要に応じてスキーマを編集します。
警告: Java予約語はスキーマのカラム名には使用しないようにしてください。Typeカラムのデータ型が正しく定義されていることを確認します。日付パターンを含むJavaデータ型の詳細は、Java API Specificationをご覧ください。以下は、一般的に使用されているTalendデータ型です。
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オブジェクト内容に関係なくデータの処理を可能にするジェネリックのTalendデータ型です。たとえば、他の方法ではサポートされないデータファイルも、オブジェクトのデータ型を持つと指定することにより、tFileInputRawコンポーネントによって処理できます。
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リスト: xsd:リストエレメントを使用して定義したXMLスキーマ定義におけるプリミティブな型エレメントの、スペースで区切られたリスト。
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ドキュメント: 内容に関係なく、XMLドキュメント全体の処理を許可するデータ型。
警告: ソースデータベーステーブルに文字列ではなく関数または式であるデフォルト値が含まれる場合、最終スキーマを使用したデータベーステーブルの作成時に予期せぬ結果になるのを回避するため、最終スキーマ内のデフォルト値を囲む一重引用符(ある場合)は必ず削除してください。ヒント: Talendでまだサポートされていないデータベースの特定のデータ型が見つかった場合は、そのデータベースのマッピング ファイルを編集して、データベース データ型と対応するTalendデータ型の間の変換を有効にできます。詳細は、タイプのマッピングをご覧ください。デフォルトでは、[Schema] (スキーマ)パネルに表示されるスキーマは、ロードされたスキーマの一覧(左パネル)で最初に選択されたテーブルに基づきます。スキーマの名前は変更でき、必要に応じてスキーマパネルでスキーマの構造をカスタマイズすることもできます。ツールバーを使って、スキーマにカラムを追加したり、削除や移動を行うこともできます。さらに、ファイルからXMLスキーマをロードするか、または現在のスキーマをXML形式でエクスポートできます。ロードされたテーブルスキーマの1つに基づいてスキーマを取得するには、ドロップダウンリストからデータベーステーブルスキーマ名を選択し、[Retrieve schema] (スキーマを取得)をクリックします。これにより現在のスキーマは取得されたスキーマによって上書きされ、カスタマイズ内容は保持されません。終了したら、[Finish] (終了)をクリックしてデータベーススキーマの作成を完了します。取得されたスキーマすべては、関連するデータベース接続ノードの下の[Table schemas] (テーブルスキーマ)サブフォルダー内に表示されます。これで任意のデータベース接続のテーブルスキーマを[Repository] (リポジトリー)ツリービューからドラッグして、デザインワークスペースにドロップして新規データベースコンポーネントとして使用するか、既存のコンポーネントにドロップしてメタデータを再利用できるようになりました。詳細は、一元管理されたメタデータをジョブで使用とジョブにリポジトリースキーマを設定をご覧ください。 -