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SAPメタデータを一元管理

Talend Studioで、SAP BWシステムとSAP HANAデータベースへの接続を作成し、この接続を[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Metadata] (メタデータ)フォルダーに保存できます。SAPシステムに接続すると、次のことが可能になります:
  • SAPテーブルおよびテーブルスキーマの取得。
  • テーブル内のデータのプレビュー。
  • SAPビジネスコンテンツエキストラクターの取得。
  • SAP RFCおよびBAPI関数とその入出力スキーマの取得。
  • SAP BW詳細データストアオブジェクト、データソース、データストアオブジェクト、InfoCubeまたはInfoObjectオブジェクトのメタデータの取得。
  • SAP IDocからのファイルの作成。

デフォルトで、この機能はTalend Studioと共には出荷されていません。機能マネージャーを使ってインストールする必要があります。 詳細は、機能マネージャーを使って機能をインストールをご覧ください。

情報メモ注: Talend Studioで共有モードで作業しているものの、Talend Studioインストールフォルダーへの書き込み権限がない場合は、共有モードである設定フォルダーの下にあるconfig.iniファイルに、jco.destinations.dir=<a_writable_folder_path>という行(たとえばjco.destinations.dir=C:/Users/user1/studio/workspace)を追加してTalend Studioを再起動する必要があります。

前提条件:

SAP IDocコネクターとSAP IDocウィザードを使用するには、SAPにより提供されている特定のjarファイルおよびdllファイルをインストールし、Talend Studioを再起動する必要があります。

Windows 64ビットの場合:

  1. SAP Java Connectorに付属しているsapjco3.dllファイルをフォルダーC:\WINDOWS\system32\にコピーするか、既存のdllファイルを新しいファイルに置き換えます。

  2. jarファイルsapjco.jarsapjco3.jarsapidoc3.jarTalend StudioのJavaライブラリーにインストールします。

Linuxの場合:

  1. 適切なディストリビューションパッケージ(sapjco-linuxintel-x.x.x.tgzまたはsapjco-linuxintel-x.x.x.tar.Z (x.x.xはSAP Java Connectorのバージョン))を任意のディレクトリー{sapjco-install-path}にコピーします。

  2. 次のコマンドを実行して、インストールディレクトリーに移動します:

    cd {sapjco-install-path}
  3. アーカイブtar zxvf sapjco-linux*x.x.x.tgzを抽出します(x.x.xはSAP Java Connectorのバージョン)。

  4. 次のコマンドを実行し、{sapjco-install-path}LD_LIBRARY_PATH環境変数に追加します:

    export LD_LIBRARY_PATH={sapjco-install-path}
  5. {sapjco-install-path}/sapjco.jarTalend StudioのJavaライブラリーに追加します。

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