ホストされているリモートプロジェクトに接続済みであれば、Talend Studioは自動的にクラウドに接続します。ローカルプロジェクトしか設定していない場合は、この手順に従ってクラウド接続を確立します。
組織内のWebユーザーがTalend Studioでデザインされたアーティファクトで作業できるようにするためには、Talend Cloudに公開する必要があります。接続が確立されると、Talend Studioからのシナリオのアップデートはすぐにクラウドにプッシュできます。
手順
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Talend Studioメニューバーで、と選択します。
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環境設定リストで、を選択します。
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アクセストークンを入力します。
アクセストークンは、
Talend Cloud内のプロファイル環境設定で生成できます。詳細は、
パーソナルアクセストークンを生成をご覧ください。
Talend Cloud URLはhttps://<env>.cloud.talend.com (<env>はお使いのクラウドリージョンの名前)です。該当のリージョン名が不明な場合は、Talend CloudのリージョンとURLをご覧ください。
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ジョブ、ルート、データサービスをTalend Cloudに公開する時にGitのコミットやプッシュのステータスをチェックしない場合は、[Skip checking Job commit and push status] (ジョブのコミットやプッシュのステータスのチェックをスキップ)チェックボックスをオンにします。
このチェックボックスは、デフォルトでオフになっています。リモートGitリポジトリーにプッシュされていない変更がジョブ、ルート、データサービスに含まれている場合は、Talend Cloudに公開する時にポップアップが開いて警告メッセージが表示されます。詳細は、Talend Cloudに公開をご覧ください。
ジョブ、ルート、データサービスをTalend Cloudに公開する場合、Talend StudioがチェックするのはGitのコミットやプッシュのステータスのみです。
[Skip checking Job commit and push status] (ジョブのコミットやプッシュのステータスのチェックをスキップ)チェックボックスは、Talendが提供する8.0 R2022-01以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ使用できます。
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[Advanced] (詳細)チェックボックスをオンにし、[Service URL] (サービスURL)ドロップダウンリストからデータセンターを選択します。
例
クラウドへのアーティファクトの公開時にパフォーマンスを最適化するために、[Accelerate publish] (公開の高速化)チェックボックスがデフォルトでオンになっています。
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[Test Connection] (テスト接続)をクリックしてTalend Cloud Management Console Webアプリケーションへの接続をテストします。
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[Apply] (適用)をクリックして設定を保存します。
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環境設定リストで、を選択します。
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[Default connection timeout (seconds)] (デフォルト接続タイムアウト(秒))を調整します。
タイムアウト値はデフォルトで5秒に設定されています。ただし、遅いネットワークの場合にはこれでは十分でない可能性があります。値は300秒に設定することをお勧めします。
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[Apply] (適用)をクリックして設定を保存し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを閉じます。
タスクの結果
接続が確立され、これでアーティファクトを
Talend Cloud Management Consoleに公開できるようになりました。