これらのプロパティを使って、[MapReduce]ジョブフレームワークで実行されているtExtractXMLFieldを設定します。
MapReduce tExtractXMLFieldコンポーネントはXMLファミリーのコンポーネントです。
このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のサブスクリプションTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで使用できます。
MapReduceのフレームワークは、Talend 7.3以降非推奨となります。Apache SparkのTalendジョブを使って、統合タスクを実行します。
基本設定
[Property type] (プロパティタイプ) |
[Built-In] (組み込み)または[Repository] (リポジトリー)のいずれか。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマの編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを使用できます。
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[Built-In] (組み込み): プロパティデータは一元的に保存されません。 |
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[Repository] (リポジトリー): プロパティを保存するリポジトリーファイルを選択します。 このファイルを選択すると、後続のフィールドには取得されたデータが事前に入力されます。 |
[Schema type] (スキーマのタイプ)および[Edit schema] (スキーマの編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 |
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Built-in (組み込み): そのコンポーネントのみのスキーマを作成して、ローカルに保存します。 |
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Repository (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されており、さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。 |
XMLフィールド |
処理されるXMLフィールドの名前。 関連項目: 『 Talend Studioユーザーガイド』を参照してください。 |
ループXPathクエリー |
クエリーが基礎となっているXMLツリーのノード。 |
Mapping (マッピング) |
[Column] (カラム): スキーマタイプフィールドで定義されているスキーマを反映します。 [XPath Query] (XPathクエリー): 構造化入力から抽出する項目を入力します。 [Get Nodes] (ノードの取得): このチェックボックスを選択すると、[Xpath query] (Xpathクエリー)リストで指定されたすべての現在のノードのXMLコンテンツが回復します。また、特定のXMLノードの横にあるチェックボックスを選択すると、選択したノードのコンテンツのみが回復します。 |
Die on error (エラー発生時に強制終了) |
このチェックボックスを選択すると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。 エラーの発生した行をスキップし、エラーが発生していない行の処理を完了するには、このチェックボックスの選択を解除します。エラーをスキップしたら、[Row] (行)> [Reject] (リジェクト)リンクを使用してエラーの発生した行を収集できます。 |
詳細設定
[Ignore the namespaces] (名前空間を無視) |
このチェックボックスをオンにすると、XMLデータの読み取りと抽出時に名前空間が無視されます。 |
グローバル変数
[Global Variables] (グローバル変数) |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、Die on error (エラー時強制終了)がオフになっている場合にのみ機能します。 Flow変数はコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + Spaceを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細については、『 Talend Studio ユーザーガイド』を参照してください。 |
使用方法
使用ルール |
Talend Map/Reduceジョブでは、このコンポーネントは中間ステップとして使用されますが、併用する他のコンポーネントもMap/Reduceコンポーネントにする必要があります。Hadoopで直接実行できるネイティブMap/Reduceコードを生成します。 Talend Map/Reduceジョブの詳細は、『 Talend Open Studio for Big Data入門ガイド 』の Talend Map/Reduceジョブを作成、変換、設定する方法の項目を参照してください。 本書では、特に明記されていない限り、[Standard] (標準)ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブ、およびMap/Reduce以外のジョブのシナリオで説明しています。 |