接続パラメーターを定義 - Cloud - 8.0

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-03-28

手順

  1. 接続情報を入力します。入力する必要のあるフィールドは選択したデータベースのタイプによって異なります。
    [New Database Connection on repository - Step 2/2] (リポジトリーでの新しいデータベース接続 - ステップ2/2)ダイアログボックス。

    Java 8の制限のため、ODBCはAccessのデータベース接続がサポートされなくなっており、サポートされているデータベースドライバータイプはJDBCのみです。

    MS SQL Server (JDBC)接続の場合は、[Db Version] (DBバージョン)リストからMicrosoftを選択した時に、SQL Server用のMicrosoft JDBCドライバーをMicrosoftダウンロードセンターからダウンロードし、ダウンロードしたzipファイルを解凍し、解凍したフォルダーからお使いのJREバージョンに基づいてjarを選択し、jarの名前をmssql-jdbc.jarに変更し、手動でインストールする必要があります。jarの選択については、Microsoftダウンロードセンターでシステム要件情報をご覧ください。

    Walletを使用してOracleへの接続を設定できます。[DB Type] (DBタイプ)ドロップダウンリストからOracle Customを選択し、[Use SSL Encryption] (SSL暗号化の使用)チェックボックスをオンにし、トラストストアとキーストアのファイルへのパス、およびそれぞれのパスワードを含む関連するプロパティ、およびCBCの使用を無効にするかどうか(暗号ブロック連鎖方式)を指定してください。

    Hiveに接続する必要がある場合は、ビッグデータ対応のTalendソリューションのご利用をお勧めします。

    警告: MSSQL接続を作成する場合は、データベース内のすべてのテーブルスキーマを取得するため、必ず次の手順に従います。
    • MSSQL 2000に接続する場合は、dbo[Schema] (スキーマ)フィールドに入力します。
    • MSSQL 2005/2008に接続する場合は、Schema (スキーマ)フィールドから[dbo]を削除します。
  2. オプション: [Database Settings] (データベース設定)エリアの[Additional parameters] (追加パラメーター)フィールドで接続の追加プロパティを指定します。
  3. オプション: Talendが提供する8.0 R2022-09以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストールしており、Oracle 18以降の接続を作成している場合は、[Support NLS] (NLSをサポート)チェックボックスを選択してグローバリゼーションサポートを追加します。
    詳細は、Oracle Globalization Support Guideをご覧ください。
  4. [Check] (チェック)をクリックして接続を確認します。
    接続に障害が発生するとと、障害を示すメッセージボックスが表示されます。メッセージボックスの[Details] (詳細)ボタンをクリックすると詳細を表示できます。
    ライブラリーまたはドライバー(.jarファイル)がなかったために障害が発生した場合は、[Details] (詳細)パネルで確認し、指定されたライブラリーまたはドライバーをインストールできます。
  5. Teradata接続を作成する場合は、ウィザードの下にある[Use SQL Mode] (SQLモードを使用)オプションで[Yes] (はい)を選択し、SQLクエリーを使用してメタデータを取得します。JDBCドライバーはパフォーマンス不良となる可能性があるため、このデータベースでは推奨されません。
  6. 必要であれば、[Export as context] (コンテキストとしてエクスポート)をクリックし、ウィザード内のステップに従い、リポジトリーの[Contexts] (コンテキスト)ノードの下にあるコンテキストグループにデータベース接続パラメーターをコンテキスト変数としてエクスポートして、データベース接続パラメーターフィールドにコンテキスト変数を入力します。
    注: コンテキストモードを使う時に、あれば、[Schema] (スキーマ)フィールドに入力する必要があります。

    データベース接続パラメーターフィールドにコンテキスト変数が入力されていて、複数のコンテキストグループが定義されている場合に、データベース接続を必要とする操作を実行すると、[Choose context] (コンテキストを選択)ダイアログボックスがポップアップで表示されます。続行する前に、コンテキストグループをまず選択する必要があります。

    Talendが提供する8.0 R2022-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストールし、あらゆる変数のプロンプト機能が有効になっている場合は、続行する前にまた[Choose context] (コンテキストを選択)ダイアログボックスの各変数に正しい値を入れる必要があります。コンテキスト変数のプロンプト機能を有効にする方法については、コンテキスト変数を定義をご覧ください。

    [Repository context source] (リポジトリーコンテキストソース)ダイアログボックス。
  7. 必要に応じて、データベースプロパティ情報を入力します。これでデータベース接続セットアップの最初の操作が完了しました。[Finish] (終了)をクリックし、接続セットアップウィザードを閉じます。
    新しく作成したデータベース接続は[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Db Connections] (データベース接続)ノードの下に保存され、SQLクエリーや、[Calculation View schemas] (計算ビュースキーマ) (SAP HANAのみ)、[Synonym schemas] (シノニムスキーマ) (Oracle、IBM DB2、MSSQL)、[Table schemas] (テーブルスキーマ)[View schemas] (ビュースキーマ)など、さまざまなタイプのスキーマ用に、データベース接続ノードの下にいくつかのフォルダーが作成されます。
    これで、このデータベース接続をデータベースコンポーネントとしてデザインワークスペースにドラッグ&ドロップし、定義されたデータベース接続情報をジョブで再利用できるようになりました。