Apache Spark BatchのtElasticSearchConfigurationプロパティ - Cloud - 8.0

ElasticSearch

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > ElasticSearchコンポーネント
データガバナンス > サードパーティーシステム > ElasticSearchコンポーネント
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > ElasticSearchコンポーネント
Last publication date
2024-02-28

これらのプロパティは、Spark Batchジョブのフレームワークで実行されているtElasticSearchConfigurationを設定するために使われます。

Spark BatchtElasticSearchConfigurationコンポーネントは、ElasticSearchファミリーに属しています。

このフレームワークのコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのビッグデータ対応のTalend製品およびTalend Data Fabricで使用できます。

基本設定

[Nodes] (ノード)

使用するElasticsearchシステムをホストしているクラスターのロケーションを入力します。

[Transport addresses] (トランスポートアドレス)[Cluster name] (クラスター名)

これらのフィールドに空の二重引用符("")を入力します。

SSL/TLSの使用

SSLまたはTLS暗号化接続を有効にする場合は、このチェックボックスをオンにします。

次に、同じジョブ内のtSetKeyStoreコンポーネントを使用して暗号化情報を指定する必要があります。

[User authentication] (ユーザー認証)

使用するElasticsearchシステムで認証情報が必要な場合は、このチェックボックスをオンにして認証情報を入力します。

設定

アクションをさらにカスタマイズするには、Elasticsearchで受け入れられているパラメーターを追加します。

たとえば[Key] (キー)カラムにes.mapping.idと、[Value] (値)カラムにtrueとそれぞれ入力し、ドキュメントのフィールド/プロパティ名にドキュメントIDが含まれるようにします。入力する情報は二重引用符で囲む必要があります。

使えるパラメーターのリストは、https://www.elastic.co/guide/en/elasticsearch/hadoop/master/configuration.htmlをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、他のコンポーネントに接続せずに使用されます。

設定がランタイムにジョブ全体で使われるよう、tElasticsearchConfigurationを、実行するElasticsearch関連のサブジョブと共に同じジョブにドロップします。
  • TalendのコンポーネントでサポートされているElasticsearchのバージョンは、Spark Streamingジョブでは6.4.xで、Spark Batchジョブでは7.xと8.xです。

このコンポーネントは、所属するSpark Batchのコンポーネントのパレットと共に、Spark Batchジョブを作成している場合にだけ表示されます。

特に明記していない限り、このドキュメンテーションのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend Data Integrationジョブだけを扱います。

[Spark Connection] (Spark接続)

[Run] (実行)ビューの[Spark configuration] (Spark設定)タブで、ジョブ全体でのSparkクラスターへの接続を定義します。また、ジョブでは、依存jarファイルを実行することを想定しているため、Sparkがこれらのjarファイルにアクセスできるように、これらのファイルの転送先にするファイルシステム内のディレクトリーを指定する必要があります。
  • Yarnモード(YarnクライアントまたはYarnクラスター):
    • Google Dataprocを使用している場合、[Spark configuration] (Spark設定)タブの[Google Storage staging bucket] (Google Storageステージングバケット)フィールドにバケットを指定します。

    • HDInsightを使用している場合、[Spark configuration] (Spark設定)タブの[Windows Azure Storage configuration] (Windows Azure Storage設定)エリアでジョブのデプロイメントに使用するブロブを指定します。

    • Altusを使用する場合は、[Spark configuration] (Spark設定)タブでジョブのデプロイにS3バケットまたはAzure Data Lake Storageを指定します。
    • オンプレミスのディストリビューションを使用する場合は、クラスターで使われているファイルシステムに対応する設定コンポーネントを使用します。一般的に、このシステムはHDFSになるため、tHDFSConfigurationを使用します。

  • [Standalone mode] (スタンドアロンモード): クラスターで使われているファイルシステム(tHDFSConfiguration Apache Spark BatchtS3Configuration Apache Spark Batchなど)に対応する設定コンポーネントを使用します。

    ジョブ内に設定コンポーネントがない状態でDatabricksを使用している場合、ビジネスデータはDBFS (Databricks Filesystem)に直接書き込まれます。

この接続は、ジョブごとに有効になります。