Talend Data Integrationでは、ソフトウェアのバージョンとリビジョンの管理システムとしてGitとSubversionをサポートしています。Talendでは、Talendプロジェクトのリポジトリとしてジョブ、接続、スキーマ定義、カスタムjar、サードパーティライブラリ、プロパティのファイルを保存するために、Talend Administration Centerを通じてそれらを使用します。
これらのシステムの両方またはどちらか片方を、お使いのコンピューターにインストールして下さい。このセクションでは、WindowsにSubversionをインストールして設定する方法を説明しています。Unixベースのオペレーティングシステムの場合、TalendではTalend Installerを使用してインストールすることを推奨しています。Gitのインストールと設定の方法は、『Talendインストレーションガイド』を参照して下さい。
手順
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VISUALSVN SERVER // ダウンロードページで[64-bit] (64ビット)をクリックして、VisualSVN Serverをダウンロードします。
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VisualSVNの手順に従ってVisualSVN Serverをインストールします。
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VisualSVN Serverを起動して新しいリポジトリーとユーザーを作成します。
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VisualSVN Serverで[Repositories] (リポジトリ)を右クリックし、[Create new repository...] (リポジトリの新規作成...)をクリックします。
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[Create new Repository] (リポジトリの新規作成)ウィザードで、最後までデフォルトオプションを選択し、[Repository Name] (リポジトリ名)フィールドで新しいリポジトリに名前を付け(たとえばgettingstarted_repo)、[Create] (作成)と[Finish] (終了)をクリックします。
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メインウィンドウに戻り、新しく作成したgettingstarted_repoを右クリックし、[Properties...] (プロパティ...)を選択します。
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[Properties] (プロパティ)ウィザードで[Add...] (追加...)をクリックし、[Create user...] (ユーザーの作成...)をクリックします。
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[Create New User] (新規ユーザーの作成)ウィザードでユーザー名とパスワードを定義します(たとえばadmin/admin)。全てのウィザードで[OK]をクリックします。
これで、管理者ユーザーはリポジトリーgettingstarted_repoにアクセスできる読み取り/書き込み権限を得ました。
タスクの結果
これでSVNサーバーがインストールされ、リポジトリーはすべてのTalendプロジェクトを保存する準備ができました。プロジェクトの管理に使用するTalend Administration Center Webアプリケーションを設定するために、このリポジトリーのURLとユーザーのクレデンシャルが後ほど必要になります。