cAWSSQSの標準プロパティ - 7.3

Amazon SQS (メディエーション)

Version
7.3
Language
日本語
Product
Talend Data Fabric
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Open Studio for ESB
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > Amazonサービス(メディエーション) > Amazon SQSコンポーネント(メディエーション)
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データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > Amazonサービス(メディエーション) > Amazon SQSコンポーネント(メディエーション)
Last publication date
2023-08-09

このプロパティはStandardジョブフレームワークで実行されているcAWSSQSを設定するために使います。

Standard cAWSSQSコンポーネントはAWSファミリーとConnectivityファミリーに属しています。

基本設定

[Connection] (接続)

定義済みの接続詳細を再利用するために、AWS接続コンポーネントをリストから選択します。

[Queue Name] (キュー名)

メッセージの送信先または送信元のキューの名前を入力します。cAWSSQSがプロデューサーとして使われる場合、キューが存在しない時は作成されます。キュー名は1-80文字で、英数字、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)で構成する必要があります。

次のオプションは、cAWSSQSがプロデューサーとして使われている場合のみ利用できます。

 

[Delay (in seconds)] (遅延(秒))

このキューに追加されたすべてのメッセージの最初の配信を遅らせる時間を指定します。

[Wait Time (0 to 20 seconds)] (待機時間(0から20秒))

ロングポーリング受信呼び出しが、空の応答を返す前にメッセージが利用可能になるのを待つ最大時間を秒単位(0-20)で指定します。

次のオプションは、 cAWSSQSがコンシューマーとして使われている場合のみ利用できます。

 

[Delete Message / After Read (processed by route)] (メッセージの削除/読み込み後(ルートで処理))

ルートによって読み込まれて処理された後にメッセージをキューから削除する場合は、このチェックボックスをオンにします。

[Delete Message / If Filtered (matched by filter)] (メッセージの削除/フィルタリングされた場合(フィルターによってマッチング))

交換がフィルターを通過できなかった場合でも、ルートでフィルタリングされたメッセージをキューから削除するには、このチェックボックスをオンにします。

[Allow Multiple Threads] (複数のスレッドを許可)

このチェックボックスをオンにすると、複数のスレッドがSQSキューをポーリングしてスループットが向上します。このオプションが有効になっている場合、1つのポーリングで取得できる同時コンシューマーとオブジェクトの最大数を、[Concurrency Number] (同時実行数)フィールドと[Max Messages Per Poll] (1ポールあたりの最大メッセージ)フィールドでそれぞれ指定する必要があります。

[Extend Message Visibility] (メッセージ表示の拡張)

このチェックボックスをオンにすると、スケジュールされたバックグラウンドタスクがSQSでメッセージの表示を拡張し続けることができます。メッセージの処理に時間がかかる場合に必要です。このオプションが有効になっている場合、受信したメッセージが後続の取得リクエストから非表示になる期間を秒単位で[Visibility Timeout] (表示タイムアウト) フィールドに設定する必要があります。詳細は、http://docs.aws.amazon.com/AWSSimpleQueueService/latest/APIReference/API_ChangeMessageVisibility.htmlを参照してください。

[Request Attribute / All] (属性をリクエスト/すべて)

このチェックボックスをオンにすると、各メッセージと共に標準のAmazon SQS属性が取得されます。Amazon SQS属性の詳細は、ReceiveMessage > Request Parametersを参照してください。

[Request Attribute / Approximate First Receive Timestamp] (属性をリクエスト/初回受信の近似タイムスタンプ)

ApproximateFirstReceiveTimestamp属性を各メッセージと一緒にのみ取得するには、このチェックボックスをオンにします。Amazon SQS属性の詳細は、ReceiveMessage > Request Parametersを参照してください。

[Request Attribute / Approximate Receive Count] (属性をリクエスト/受信数の近似値)

ApproximateReceiveCount属性を各メッセージと一緒にのみ取得するには、このチェックボックスをオンにします。Amazon SQS属性の詳細は、ReceiveMessage > Request Parametersを参照してください。

[Request Attribute / Sender ID] (属性をリクエスト/送信元ID)

SenderId属性を各メッセージと一緒にのみ取得するには、このチェックボックスをオンにします。Amazon SQS属性の詳細は、ReceiveMessage > Request Parametersを参照してください。

[Request Attribute / Sent Timestamp] (属性をリクエスト/送信タイムスタンプ)

SentTimestamp属性を各メッセージと一緒にのみ取得するには、このチェックボックスをオンにします。Amazon SQS属性の詳細は、ReceiveMessage > Request Parametersを参照してください。

詳細設定

[AWS Account ID (Queue Owner)] (AWSアカウントID (キューの所有者))

別のアカウント所有者とキューを接続する必要がある場合は、キュー所有者のAWSアカウントIDを指定します。

[Queue Configuration / Attributes] (キュー設定/属性)
オプションのキュー属性を対応するテーブルに設定します。[+]を必要な回数だけクリックして、テーブルに属性を追加します。次に、対応する[Value] (値)フィールドをクリックして、値を入力します。次の属性が使えます。
  • [Default Visibility Timeout(in seconds)] (デフォルト表示のタイムアウト(秒)): キューのデフォルト表示のタイムアウト(秒単位)。
  • [Max Message Size(in bytes)] (最大メッセージサイズ(バイト)): SQSメッセージがキューに含めることができる最大メッセージサイズ(バイト単位)。
  • [Message Retention Period(in seconds)] (メッセージ保持期間(秒)): メッセージがSQSによってキューに保持される秒単位の期間。
  • [Receive Message Wait Time(in seconds)] (メッセージ受信待機時間(秒)): メッセージがキューに入れられて応答に含まれるまで、ReceiveMessageアクション呼び出しが待機する時間(秒単位)。
  • [Message GroupId Strategy(for FIFO queue)] (メッセージGroupId戦略(FIFOキュー)): Amazon SQSのFIFOキューにメッセージを送信するには、この属性の値を以下から指定して、メッセージグループIDを設定する必要があります。
    • useConstant: メッセージグループIDは、固定文字列CamelSingleMessageGroupです。
    • useExchangeId: メッセージグループIDは、camel exchangeIdです(例: ID-xldai-PC-1545104566148-0-1)
    • usePropertyValue: メッセージグループIDは、CamelプロパティCamelAwsMessageGroupIdから指定されます。
  • [Message DeduplicationId Strategy(for FIFO queue)] (メッセージDeduplicationId戦略(FIFOキュー)): この属性は、Amazon SQSのFIFOキューにメッセージを送信する場合のオプションです。メッセージの重複除去の方法については、この属性の値を以下から指定します。
    • useExchangeId: メッセージはexchangeIdによって重複除去されます。
    • useContentBasedDeduplication: メッセージはメッセージのコンテンツによって重複除去されます。

[Request Message Attribute] (メッセージ属性のリクエスト)

このオプションは、cAWSSQSがコンシューマーとして使われている場合のみ利用できます。取得する属性を各メッセージと一緒に追加するには、このチェックボックスをオンにします。

使用方法

使用ルール

cAWSSQSは、ルート内の開始、中間、または終了コンポーネントとして使えます。Amazon SNSサービスへの接続を作成するcAWSConnectionコンポーネントと共に使う必要があります。cAWSConnectionの詳細は、cAWSConnectionを参照してください。

制限事項

 該当せず