フラット化マップの制限事項 - 7.3

Talend Data Mapperユーザーガイド

Version
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > ジョブデザイン
Last publication date
2023-08-02

このセクションでは、フラット化マップ機能の使用で発生しうる制限事項について説明します。

AgConcatファンクションではエレメントとデータ型がサポートされていない

フラット化マップの生成では、ピボットに存在しないエレメントをマッピングするためにAgConcatファンクションを使用しなければならないことがあります。しかし、このファンクションではAnyエレメントもNoneデータ型もサポートされていません。そのため、AnyエレメントやNoneデータ型を伴うエレメントが含まれているストラクチャーでフラット化マップを作成する時は、そのエレメントはピボットに存在する場合しか自動マッピングされません。

次の例では、このJSON入力を使います。
{
	"elem_1" : "value 1",
	"elem_2" : "value 2",
	"values" : {
		"value" : [ ]
	}
}
					
values配列にはデータが含まれないため、ストラクチャーのインポート時に子エレメントであるAnyが作成されます。
フラット化マップを作成する際、/values/valueがピボットとして設定されていると、次のマップが生成されます。
ピボットから削除されたAnyエレメントは、生成されたマップにはマッピングされません。