このセクションでは、フラット化マップ機能の使用で発生しうる制限事項について説明します。
AgConcatファンクションではエレメントとデータ型がサポートされていない
フラット化マップの生成では、ピボットに存在しないエレメントをマッピングするためにAgConcatファンクションを使用しなければならないことがあります。しかし、このファンクションではAny
エレメントもNone
データ型もサポートされていません。そのため、Any
エレメントやNone
データ型を伴うエレメントが含まれているストラクチャーでフラット化マップを作成する時は、そのエレメントはピボットに存在する場合しか自動マッピングされません。
次の例では、このJSON入力を使います。
{
"elem_1" : "value 1",
"elem_2" : "value 2",
"values" : {
"value" : [ ]
}
}
values
配列にはデータが含まれないため、ストラクチャーのインポート時に子エレメントであるAny
が作成されます。フラット化マップを作成する際、
/values/value
がピボットとして設定されていると、次のマップが生成されます。ピボットから削除された
Any
エレメントは、生成されたマップにはマッピングされません。