CLIENTS(クライアント)のブロックは、同一または異なるマシン上に存在しうる1つ以上のTalend Studio APIおよびWebブラウザーです。
Talend Studio APIから、エンドユーザーは次の技術的プロセスを実行できます: データ統合またはデータサービスプロセス、メディエーションルートおよびサービスを実行して、それらをアーティファクトリポジトリーに公開できます。
ユーザーは自分が許可されているプロジェクトの作業をTalend Studioで行います。詳細は、Talend Studioユーザーガイドを参照してください。エンドユーザーは、WebブラウザーからセキュアなHTTPプロトコルを介してリモートベースのTalend Administration Centerに接続します。この説明におけるエンドユーザーのカテゴリーには、開発者、プロジェクトマネージャー、管理者のほか、Web、REST、データサービス、メディエーションルートの構築に関わるさまざまな人たちが含まれます。
それぞれのエンドユーザーは、会社のポリシーに応じて、Talend StudioまたはTalend Administration Center、あるいはその両方を使用します。
TALEND SERVERSおよびDATABASESブロックとGit/SVNの灰色の円には、2つの共有リポジトリーに接続されたWebベースのTalend Administration Center(アプリケーションサーバー)が含まれます: 1つはGitまたはSVNサーバーに基づき、もう1つはデータベースサーバー(Admin)に基づいています。
すべてのプロジェクトは、Talend Administration Centerで管理できます。管理メタデータ(ユーザーアカウント、アクセス権、プロジェクト権限など)はデータベースサーバーに保存され、プロジェクトメタデータ(ジョブ、ビジネスモデル、ルーチン、ルート、サービスなど)はGitまたはSVNサーバーに保存されます(そのため、エンドユーザー間でそれらを容易に共有できます)。
また、Talend Administration Centerには、Talend Webアプリケーション(つまり、Talend Data PreparationおよびTalend Data Stewardship)によって使用されるサーバーも含まれます。Talend Identity and Access Managementサーバーは、これらのアプリケーション間でシングルサインオンを有効にするために使用されます。
さらに、Talend Administration Centerでは、Talend Studioで作成されArtifact Repository(アーティファクトリポジトリー)に公開されたルートとサービスにアクセスして管理し、 Talend Runtimeへのデプロイメントと実行を設定して管理できます。詳細は、Talend Administration Centerユーザーガイドを参照してください。