Talend MDM Web UIでは、[Journal] (ジャーナル)ページにMDMハブの各データレコードに関連付けられているすべてのイベントの説明を含むログファイルのリストが表示されます。
このページは、[User Journal] (ユーザージャーナル)ページ内の特定のデータレコードのみの変更を検索するのでなく、データモデル、エンティティ、データモデルのキー、ソース、オペレーションタイプ、またはオペレーション時間に基づいてすべてのデータレコードを対象に変更を検索する場合に役立ちます。
始める前に
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MDMサーバーが起動済みであること。
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Talend MDM Web UIにログイン済みであること。
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管理対象のマスターデータを保持するデータコンテナーと、マスタ-データの妥当性チェックの対象となる対応データモデルを選択しているはずです。
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適切なユーザー認証およびアクセス権が付与されたロールが割り当てられているはずです。
このタスクについて
手順
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[Menu] (メニュー)パネルの[Browse] (参照)をクリックし、[Journal] (ジャーナル)をクリックして[Journal] (ジャーナル)ページを開きます。
または、[Welcome] (ウェルカム) ページで[Journal] (ジャーナル)をクリックします。
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このページでは、ログテーブルおよび各種検索オプションが表示されます。デフォルトでは[Data Model] (データモデル)リストには、[Domain Configuration] (ドメイン設定)エリアで選択したデータモデルが表示されます。
[Data Model] (データモデル)リストから[ALL] (すべて)を選択すると、すべてのデータモデルのログファイルがすべて表示されます。
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検索結果を制限するには、ページ上部の[Search Panel] (検索パネル)のオプションを使用します。
例
注: ログテーブルとタイムラインビューは、[Results] (結果)タブと[TimeLine] (タイムライン)タブを使用して、日付とイベントのラベルが付いたカレンダーを表示するデザインに切り替えることができます。ログテーブルには、アクセス権のあるMDMハブ内のデータレコードに関するすべてのイベントのリストが表示されます。デフォルトのカラム見出しには、各データレコードに関する次の情報が表示されます:
[Column name] (カラム名)
説明
[Data Container] (データコンテナー)
データレコードに関連するデータコンテナーの名前。
[Data Model] (データモデル)
データレコードの妥当性チェックを行うデータモデルの名前。
[Entity] (エンティティ)
データレコードに関連するビジネスエンティティの名前。
[Key] (キー)
データレコードのプライマリキー。
[Operation Type] (処理タイプ)
データレコードに対して実行する処理のタイプ: [CREATE] (作成)、[UPDATE] (更新)、[PHYSICAL_DELETE] (物理削除)、[LOGIC_DELETE] (論理削除)、[RESTORED] (復元)、または[ACTION] (アクション)。
[Operation Type] (処理時間)
処理の日付と時刻。
[Source] (ソース)
データレコードの変更を行うソースの名前、Talendジョブ、Webユーザーインターフェイス(データスチュワードによる操作)など。
User name (ユーザー名)
変更したユーザーのログイン名。
プライマリキー情報 データレコードのプライマリキー情報。 注:- 複数のエレメント値がプライマリキー情報に含まれる場合、ハイフン(
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)文字を使用して連結されます。 - float、double、またはdecimal型のエレメントの場合、未加工の入力値はプライマリキー情報に保存され、Talend MDM Web UIに表示されます。
- 多言語エレメントの場合、未加工の値はプライマリキー情報に保存され、Talend MDM Web UIに表示されます(たとえば、[EN:Product][FR:Produits])。
- 未加工の値のみプライマリキー情報に保存でき、Talend MDM Web UIに表示できるため、プライマリキー情報に外部キーエレメントの値を含めることはお勧めしません。
ログテーブルで、行をダブルクリックするか、行を右クリックして [View Changes] (変更の表示)をクリックし、[Data Changes Viewer] (データ変更ビューアー)タブを開きます。
タブでは、以下の操作が可能です:
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[View Update Report] (更新レポートの表示)ボタンをクリックして、更新レポートの詳細を表示します。
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[Previous Report] (前のレポート)ボタンをクリックして、前のイベントに移動します。
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[Next Report] (次のレポート)ボタンをクリックして、次のイベントに移動します。
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[Open Record] (レコードを開く) ボタンをクリックして、関連するデータレコードを表示する新しいタブを開きます。
注: 多言語ラベルで定義されたエンティティまたはエレメントの表示は、右上で選択したロケールによって異なります。ラベルの設定方法の詳細は、『Talend Studioユーザーガイド』を参照してください。 - 複数のエレメント値がプライマリキー情報に含まれる場合、ハイフン(