Talend DQ PortalはTalend 7.1以降、非推奨となっています。
手順
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[DQ Repository] (DQリポジトリ)ツリービューで分析名を右クリックし、[New Report] (新規レポート)を選択します。
レポートエディターが開き、選択した分析が[Analysis List] (分析リスト)に表示されます。
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[Analysis list] (分析リスト)ビューおよび[Template type] (テンプレートタイプ)リストで、生成するレポートのタイプとして[Evolution] (進展)を選択します。
この例では進展レポートを生成します。このレポートは、emailカラムとpostalカラムに使用されるインジケーターの時間の経過に伴う進展に関する情報を提供します。このレポートを使用して、現在と履歴の統計を比較し、アドレスデータのクオリティの向上または劣化を判断できます。適切なタイミングでデータに介入して問題を解決したり、継続的にデータクオリティを監視するためには、このような情報が極めて重要です。
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レポートを生成する前に、[Refresh All] (すべて更新)チェックボックスを選択して表示された分析を更新します。
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[Generated Report Settings] (生成レポートの設定)ビューの[File Type] (ファイルタイプ)リストから、PDFレポートファイルの生成を選択します。
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[Database Connection Settings] (データベース接続設定)ビューで、レポート結果を保存するデータマートへの接続パラメーターを設定します。
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接続が正常に行われたかどうかを確認するには、[Check] (チェック)ボタンをクリックします。
データベースが存在するかどうか、接続が正常に行われたかどうかを示すメッセージが表示されます。
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データベース構造が存在しない場合、メッセージの[OK]をクリックし、Talend Studioで自動作成します。
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[OK]をクリックして、確認のメッセージを閉じます。
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レポートを保存し、エディターのツールバーにある
をクリックしてレポートファイルを生成します。
タスクの結果
レポートファイルが生成され、[DQ Repository] (DQリポジトリ)ツリービューの[Reports] (レポート)ノードの下に表示されます。このレポートは、emailカラムとpostalカラムに使用される単純統計用のインジケーターとパターンの時間の経過に伴う進展を示します。
次に示すのはemailカラムの結果です。
このグラフは現在電子メールアドレスの89.80%が有効であることを示しています。
進展レポートには2つのグラフがあります。1つは統計の変化を示し、もう1つはその変化の割合を示します。
このレポートを繰り返し生成すると、データに変化がない場合、水平な線が示されます。データが修正されるとこの線は右上がりになり、データの正確さと一貫性が失われるとこの線は右下がりになります。
レポートの詳細は、Talend Studioユーザーガイドの[Reports] (レポート)の章を参照してください。
Talend Studioでこのレポートを生成した後、ビジネスユーザーはこのレポートにTalend DQ Portalからアクセスできます。