R2020-09 Studio月次リリースで注目される修正は次のとおりです。
今回のStudio月次リリースで修正されたバグをすべて網羅したリストについては、R2020-09の変更ログをご覧ください。
ビッグデータ
問題 |
説明 |
製品 |
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SparkバッチジョブでtFileInputJson、tAvroInput、tFileInputXMLが使用されている場合のコンパイルエラー | CDH6.1またはCDP7.1で、tFileInputJson、tAvroInput、tFileInputXMLの各コンポーネントを使ったSparkバッチジョブが正しく実行されるようになりました。 | |
SparkジョブがtUniqRowを使う時のコンパイルエラー | tUniqRowコンポーネントを使ったSparkジョブが正しく実行されるようになりました。 | |
tKuduOutputを使用するとKuduテーブルが作成されない | CDH 6.1.1とCDH 6.3.3.3でtKuduOuputを使ってジョブを実行した場合に、Kuduテーブルが作成されるようになりました。 | |
Kafka Spark Big Data Streamingが正しく動作しない | tKafkaOutputコンポーネントを使ったSparkストリーミングジョブが正しく実行されるようになりました。 | |
HTTPモードでHiveに接続している時はorg.apache.http.conn.ssl.SSLConnectionSocketFactoryクラスを初期化できない | HTTPモードでHiveサーバーに接続しようとした時に表示される「java.lang.NoClassDefFoundError: org.apache.hive.jdbc.HiveConnection.getHttpClient(HiveConnection.java:606でorg.apache.http.conn.ssl.SSLConnectionSocketFactoryクラスを初期化できませんでした」というコンピレーションエラーが解決しました。 |
データ統合
問題 |
説明 |
製品 |
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Talend Studio起動時のパフォーマンスの問題 | 次の変更によって、Talend Studioの起動パフォーマンスがさらに向上しました。
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Talend Data Integration Talend Data Management Platform |
継続的インテグレーションでのパフォーマンス問題 | ソースコード生成時にCommandLineによって行われるMaven操作を回避することで、継続的インテグレーションのパフォーマンスが向上しました。 |
Talend Data Integration Talend Data Management Platform |
Data Mapper
問題 |
説明 |
製品 |
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cMapがclasscastExceptionをスローし、java Beanからプロパティをマッピングできない | Saxon 9.7 での動作変更が原因で発生していた問題が修正されました。 |
Talend Data Management Platform |
tHMapが65535バイトの制限を超えている | 多数のカラムが含まれる出力を処理できるよう、tHMapコンポーネントでJava Reflectionが使用されるようになりました。 |
Talend Data Management Platform |
ブランチへのインポート後、Studioで階層マッパーセクションの正しいツリーが表示されない | .projectファイルで<nature>com.oaklandsw.transform.runtime.nature</nature> という行が見つからない原因となっていた問題が解決されました。 |
Talend Data Management Platform |
ランタイムのTDMEndpointクラスで大量のメモリが消費される | cMapコンポーネントのキャッシュメカニズムが修正され、メモリが大量に消費されないようになりました。 |
Talend Data Management Platform |
ESB
問題 |
説明 |
製品 |
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Talend Runtimeでデプロイすると、cJmsを使用しているルートとWebsphereMQへの接続でエラーが発生する |
MQの依存項目の問題が修正されました。 |
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Talend Runtime 7.2.1でgroovy.jsonパッケージを使用しているルートでエラーが発生する |
この問題は、生成されたKARファイルにcamel-groovy 機能を追加し、そのcamel-groovy 機能にgroovy-json という依存項目を追加してgroovyバージョンを更新することで修正されました。 |
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tRestClientコンポーネントとtBigQueryBulkExecコンポーネントが同じビルドに含まれるとコンパイルエラーが発生する |
この問題は、依存項目が原因でguava-27.0.1-android.jarが含まれる時は必ずビルドにfailureaccess-1.0.1.jarを自動パッケージ化することで修正されました。 |
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Camelのデフォルトの依存項目がTalend Studio 7.2.1から7.3.1に更新されない |
この問題は修正されました。 | |
tSendMailコンポーネントが添付ファイルと共に Talend Runtimeでデプロイされる問題 |
この問題はジョブビルドからjakarta.activation jarを除外することで修正されました。 |