R2020-08 Studio月次リリースで注目される修正は次のとおりです。
今回のStudio月次リリースで修正されたバグをすべて網羅したリストについては、R2020-08の変更ログをご覧ください。
ビッグデータ
問題 |
説明 |
製品 |
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CDP7.1.xでKerberosを使用するとSparkジョブが動作しない |
ジョブサーバーが使用されておらず、jarの特定のグループが送信されるべきではない時に送信された場合に発生するYarnクライアントの問題が解決しました。 |
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BDストリーミングジョブをビルドできない |
MapR 6.0.1をカスタムディストリビューションとして使い、バージョン6.5からバージョン7.3に移行した際のSpark Streamingジョブのビルド作業が正しく動作するようになりました。 |
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移行したジョブでコンパイルエラーが発生する |
バージョン6.4からバージョン7.3への移行時に表示される「文字列リテラルが二重引用符で正しく閉じられていません」というコンパイルエラーが、下位バージョンである7.xへの中間移行で解決されました。 |
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本来は適用すべきではないトリム操作をtFileOutputDelimitedが適用してしまう |
新しい実装でtFileOutputDelimitedがトリム操作を適用してしまう原因となっていた問題が、下位互換性で解決されました。 |
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Spark UIの問題(org.glassfish.jersey.servlet.ServletContainer.service) |
CDH 6.3.3のダイナミックディストリビューションを使ってSparkストリーミングジョブを実行した時にSpark UIの[Executors] (エグゼキューター)タブ発生していたエラーが解決しました。このエラーは、パッチ適用後に新しいダイナミックディストリビューションを作成することで回避できました。 |
Data Integration
問題 |
説明 |
製品 |
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Talend Studio起動時のパフォーマンスの問題 | 次の操作によってTalend Studioの起動時のパフォーマンスが向上しました。
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Talend Data Integration Talend Data Management Platform |
ESB
問題 |
説明 |
製品 |
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TESB-28966 cMQTT コンポーネントが、クライアントが起動する前に公開されたActiveMQトピックからのメッセージを使用しない |
この問題は、cMQTT コンポーネントにcleanSession パラメーターとclientId パラメーターを追加することによって修正されました。 |
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TESB-29126 cRestコンポーネントでSimpleAuthorizingFilterを指定すると動作しなくなる |
この問題は、顧客がcRESTコンポーネントの詳細設定でproviders パラメーターを制御できるようにしたことで修正されました。 |
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TESB-29278 tRESTXXXコンポーネントでSwagger機能が有効になったサービスが Talend Runtimeにデプロイされると、Swagger UIが更新されない |
この問題はApache CXF Swagger機能のバグを起因とするものでしたが、現在は修正されています。 | |
TESB-29457 Talend Studio 5.5.1.1 から 7.1.1.1に移行すると、WebサービスジョブがtRESTResponseコンポーネントから異なるレスポンスコードを返す |
この問題は修正されました。 | |
TESB-29613 cMQConnectionFactory コンポーネントで[Use PooledConnectionFactory] (PooledConnectionFactoryを使用)オプションを有効にすると、RoutesとActiveMQ間の接続数が過剰に増える |
この問題は修正されました。 | |
TESB-29751 RCPスタイル操作がcSOAPでサポートされていない |
RCPスタイル操作がサポートされるようになりました。 |
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TESB-29903 Talend RuntimeでルートをデプロイするとClassCastException: net.minidev.json.JSONArrayが発生する |
この問題は修正されました。 |