Talend ESB機能アーキテクチャ - 7.1

Talend ESB Studioユーザーガイド

author
Talend Documentation Team
EnrichVersion
7.1
EnrichProdName
Talend ESB
task
ジョブデザインと開発
EnrichPlatform
Talend Studio

Talend Studio論理機能アーキテクチャとは、Talend Studio関数、インタラクションおよび対応するITニーズを識別するアーキテクチャモデルのことをいいます。アーキテクチャ全体は、特定の機能をさまざまな機能ブロックに分類して記述されています。

次の図は、エンタープライズ統合タスクの処理に使用される主なアーキテクチャ機能ブロックを示します。

5つの異なるタイプの機能ブロックが定義されています。

  • [Clients] (クライアント)のブロックは、同一または異なるマシン上に存在しうる1つ以上のTalend StudioおよびWebブラウザーです。

    Studioからデータ統合またはデータサービスプロセス、メディエーションルート、およびサービスを実行し、アーティファクトリポジトリにパブリッシュすることができます。 Talend Studioでは、(プロジェクトマネージャー、開発者、または管理者などの)ユーザーは、Web、REST、およびデータサービス、およびメディエーションルートを作成する権限を持つプロジェクトの作業を行うことができます。サービスまたはルートの詳細は、本ユーザーガイドのそれぞれの章を参照して下さい。

    エンドユーザーはWebブラウザーから安全なHTTPプロトコルを通じてリモートベースのAdministration Centerに接続します。

  • Talend Serverブロックには、WEBベースのTalend Administration Center (アプリケーションサーバー)と2つの共有リポジトリが含まれます: SVNまたはGitサーバーをベースとするものが1つ、アーティファクトリポジトリをベースとするものが1つ。Talend Administration Centerもデータベースに接続されています: 管理メタデータ用が1つ、監査情報用が1つ、アクティビティ監視用が1つ。そして最後に、Talend Administration CenterTalendRuntimes実行サーバーに接続されています。

    Administration Centerを使用して、ルートまたはサービスの実行を処理するタスクの実行をTalend Runtimeにセットアップできます。Administration Centerを使用して、Talend Studioで作成されアーティファクトリポジトリーにパブリッシュされたルートおよびサービスにアクセスしてそれらを管理し、Talend Runtimeへのデプロイメントおよび実行をセットアップおよび管理できます。詳細は、『Talend Administration Centerユーザーガイド』を参照して下さい。

  • [Repositories] (リポジトリー)ブロックは、SVNまたはGitサーバーと Talendアーティファクトリポジトリを表しています。SVNまたはGitサーバーは、さまざまなエンドユーザーの間で共有されるジョブ、ビジネスモデル図、ルーチン、ルート、サービスなどのあらゆるプロジェクトメタデータを一元管理するために使用されます。また、開発のためにはTalend Studioから、パブリッシュ、デプロイ、監視するためにはTalend Administration Centerからアクセスできます。Talendアーティファクトリポジトリは、Studioからパブリッシュされているすべてのルートとサービスの保管に使用され、Talend Runtimeでいつでもデプロイできます。

  • [Execution Servers]ブロックは、情報システム内にデプロイされた1つ以上のTalend Runtimes (実行コンテナ)を表します。Talend Runtimeは、Webアプリケーションを通じてAdministration Centerで定義したセットアップに従って、アーティファクトリポジトリーから取得したルートやサービスをデプロイおよび実行します。デプロイメントの管理について詳しくは、『Talend Administration Centerユーザーガイド』を参照して下さい。Talend Runtimeについて詳しくは、『Talend ESBインフラストラクチャサービス設定ガイド』を参照して下さい。

    サービスやルートアーティファクトをデプロイするTalend Runtimesが複数ある場合は、必要に応じて負荷を分散することができます。Talend Runtimeのすべてのインスタンスはサービスロケーターを通じてお互いにコミュニケーションを取り、Talend Administration Centerでデプロイが設定された1つ以上のアーティファクトのデプロイ・実行対象となりそうなインスタンスを識別します。デプロイメントのために選定されたTalend Runtimeは、アーティファクトリポジトリーからデプロイして実行するアーティファクトをリクエストし、アーティファクトリポジトリーはその実行に必要なすべての依存性と共にリクエストされたアーティファクトをTalend Runtimeに送信し、Talend Runtimeでデプロイされ実行されます。

  • [Databases] (データベース)ブロックには、管理、監査、監視データベースが含まれます。管理データベースは、ユーザーアカウント、アクセス権、プロジェクト承認、その他の管理に使用します。監査データベースは、プロセス指向の意思決定をサポートするために、確かな定量要因と定性要因を提供することを目的としています。このツールでは、Talend Studio で作成されたプロジェクトのジョブが実行された場合に、ジョブのさまざまな点を評価できます。監視データベースには、Talend Activity Monitoring ConsoleデータベースとService Activity Monitoringデータベースが含まれています。

    エンドユーザーはActivity Monitoringコンソールを使用して、技術的プロセスの実行を監視できます。このコンソールには詳細な監視機能が備わっており、収集したログ情報の統合、基本的なデータフローのインタラクションの把握、予期しないエラー発生の回避、システム管理に関する決定のサポートなどが可能です。

    エンドユーザーはサービスアクティビティモニタリングを使用してサービスの呼び出しを監視できます。これは、エンドユーザーがイベントを構成する基本的な要求と応答を把握し、予期せず発生する障害を監視して、システム管理に関する意思決定をサポートすることができる、統合的な監視イベント情報を提供します。

これらすべてのコンポーネントのインストールの詳細は、『Talend Installation and Upgrade Guide』を参照して下さい。