[Expression editor] (式エディター)の使用

Talend Open Studio for Data Integration ユーザーガイド

EnrichVersion
5.6
EnrichProdName
Talend Open Studio for Data Integration
task
ジョブデザインと開発
EnrichPlatform
Talend Studio

すべての式(InputVarOutupt)および制約ステートメントは、[Expression editor] (式エディター)を使って表示、編集できます。視覚的に快適なエディターの専用ビューを使用して、手軽に任意の関数を作成できます。

[Expression editor] (式エディター)へのアクセス方法

データ変換に必要な式は、[Map Editor] (マップエディター)の下半分の[Expression editor] (式エディター)ビューに直接書き込むか、または[Expression Builder] (式ビルダー)のダイアログボックスを開いて、データ変換式を作成できます。

[Expression editor] (式エディター)ビューを開くには、次のようにします。

  1. ジョブデザインでtMapコンポーネントをダブルクリックして、[Map Editor] (マップエディター)を開きます。

  2. エディターの下半分の[Expression editor] (式エディター)タブをクリックして該当するビューを開きます。

    注記

    式を編集するには、[Input] (入力)パネルで式を選択し、[Expression editor] (式エディター)タブをクリックして必要に応じて式を修正します。

  3. 必要に応じてJavaコードを入力します。出力パネルの対応する式が同期されます。

注記

関数と操作に関する詳細は、Javaのドキュメンテーションを参照してください。

[Expression Builder] (式ビルダー)ダイアログボックスを開くには、[Map Editor] (マップエディター)の[Var]パネルまたは[Output] (出力)パネルから開く式のとなりの[...]ボタンをクリックします。

選択した式で[Expression Builder] (式ビルダー)ダイアログボックスが開きます。

[Expression editor] (式エディター)の使用方法を示すユースケースは、次のセクションを参照してください。

[Expression Builder] (式ビルダー)を使用したコードの作成方法

一部のジョブでは、コンポーネントのパラメーターを記述するため、コードを一部作成する必要があります。コンポーネントの[Component] (コンポーネント)ビューでは、[Expression Builder] (式ビルダー)インタフェースがこの種の(Java)コードの作成に役立ちます。

次の例ではtMapコンポーネントの[Expression Builder] (式ビルダー)の使用方法を示しています。

2つの入力フローがtMapコンポーネントに接続されています。

  • DB入力からは、名と姓を空白文字で区切った人名のリストが受信されます。

  • ファイル入力からは、小文字の米国の州のリストが受信されます。

tMapでは[Expression Builder] (式ビルダー)を使用して次のことができます。まず、名と姓を区切っている空白文字を下線文字に置き換えます。次に、州を小文字から大文字に変更します。

  1. tMapでは、適切な内部結合を設定して参照マッピングを設定します。tMapに関する詳細は、tMap操作および[Map editor] (マップエディター)インターフェイスを参照してください。

  2. メイン(row1)入力から[Names] (名前)カラムを出力エリアに、ルックアップ(row2)入力から[State] (州)カラムを同じ出力エリアに向けてドロップします。

  3. 次に、最初の[Expression] (式)フィールド(row1.Name)をクリックして、[...]ボタンを表示します。

    [Expression Builder] (式ビルダー)ダイアログボックスが開きます。

  4. [Category] (カテゴリ)エリアから、実行する適切なアクションを選択します。この例では、[StringHandling]を選択し、[EREPLACE]関数を選択します。

  5. [Expression] (式)エリアで、テキストの部分にrow1.Nameを貼り付け、次のコードを取得します。StringHandling.EREPLACE(row1.Name," ","_")この式で文字列の空白区切り文字を下線に置き換えます。

  6. ここで[Test] (テスト)エリアの該当する[Value] (値)フィールドにダミー値のChuck Norrisを入力し、[Test!]をクリックして、出力が正しいかどうかをチェックします。この例では、Chuck_Norrisと正しく変更が実行されているはずです。

  7. [OK]をクリックして変更を確定した後、2番目のカラム[State] (州)に対して同じ操作を行います。

  8. tMap出力でrow2.Stateの式を選択して[...]ボタンをクリックし、[Expression Builder] (式ビルダー)を再度開きます。

    今回使用するStringHandling関数はUPCASEになります。完全な式は、StringHandling.UPCASE(row2.State)となります。

  9. もう一度、[Test] (テスト)エリアで、たとえばindianaのようなダミー[Value] (値)を使って式の構文が正しいことをチェックします。この例では、[Test!]の結果は、INDIANAと表示されるはずです。次に[OK] をクリックして、変更を確定します。

    [tMap Expression] (tMap式)フィールドには、現在両方の式が表示されています。

これらの変更はフロー処理で実行されます。この例の出力は次のように示されます。