LDAP接続メタデータの一元管理

Talend Open Studio for Data Integration ユーザーガイド

EnrichVersion
5.6
EnrichProdName
Talend Open Studio for Data Integration
task
ジョブデザインと開発
EnrichPlatform
Talend Studio

LDAPディレクトリに頻繁にアクセスする必要がある場合は、LDAPサーバー接続を[Repository] (リポジトリ)ツリービューで一元化することで、簡単に再利用できます。

LDAP接続は、アクセス可能なLDAPディレクトリから作成したり、ジョブに定義済みのLDAP設定を保存することで作成できます。

LDAP接続をアクセス可能なLDAPディレクトリから作成するには、まず[Repository] (レポジトリ)ツリービューで[Metadata] (メタデータ)を展開します。次に[LDAP]ツリーノードを右クリックして、コンテキストメニューから[Create LDAP schema] (LDAPスキーマの作成)を選択し、[Create new LDAP schema] (新規LDAPスキーマの作成)ウィザードを開きます。

ジョブで定義したLDAP接続とスキーマを一元化するには、該当するコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビュー([Property Type] (プロパティタイプ)は[Built-in] (組み込み)に設定)でアイコンをクリックし、[Create new LDAP schema] (新規LDAPスキーマの作成)ウィザードを開きます。

DB接続ウィザードとは異なり、LDAPウィザードでは5ステップの手順でLDAPサーバー接続とスキーマ定義が収集されます。

一般的なプロパティの定義

  1. [Name] (名前)、[Purpose] (目的)、[Description] (説明)など、作成するLDAP接続を識別するための一般的な情報を対応するフィールドに入力します。

    [Name] (名前)フィールドは必須です。また、[Description] (説明)フィールドに入力した情報はLDAP接続でマウスオーバーすると、ツールヒントとして表示されます。

  2. 必要に応じて、[Version] (バージョン)フィールドと[Status] (ステータス)フィールドを設定します。リポジトリアイテムのバージョンとステータスは、[Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックスでも管理できます。詳細は、バージョン管理およびステータス管理を参照してください。

  3. 必要に応じて、[Path] (パス)フィールドのとなりの[Select] (選択)ボタンをクリックし、[LDAP] (LDAP)ノードの下の作成したLDAP接続を格納するフォルダーを選択します。

  4. [Next] (次へ)をクリックして、LDAPサーバー接続情報を定義します。

サーバー接続の定義

  1. 接続情報を入力します。

    フィールド

    説明

    Host (ホスト)

    LDAPサーバーホスト名またはIPアドレス

    Port (ポート)

    LDAPディレクトリのリスニングポート

    Encryption method (暗号化方式)

    LDAP : 暗号化しない

    LDAPS: セキュアなLDAP

    TLS: 証明書を使用

  2. [Check Network Parameter] (ネットワークパラメーターをチェック)を使用して接続をチェックし、[Next] (次へ)ボタンを有効にします。

  3. [Next] (次へ)をクリックして、続行します。

LDAP アクセスパラメーターの設定

  1. このビューで、認証とデータアクセスモードを設定します。

    フィールド

    説明

    Authentication method (認証方式)

    Simple authentication (単純な認証): Authentication Parameters (認証パラメーター)フィールドを入力する必要があります。

    Anonymous authentication (匿名の認証): 認証パラメーターは不要です。

    Authentication Parameters (認証パラメーター)

    Bind DN or User (バインドDNまたはユーザー): LDAP認証方式で必要とされるログイン

    Bind password (バインドパスワード): 必要とされるパスワード

    Save password (パスワードの保存): ログイン情報を記憶します。

    Get Base DN from Root DSE (ルートDSEからベースDNを取得) / Base DN (ベースDN)

    ユーザーの認証されたツリーリーフへのパス

    [Fetch Base DNs] (ベースDNのフェッチ)ボタンを使うと、ルートからDNを自動的に取得します。

    [Alias Dereferencing] (エイリアスの参照解除)

    エイリアスを参照解除しないことが確かな場合は[Never] (参照解除しない)にすることで検索パフォーマンスを改善できます。デフォルトでは、[Always] (常時)が使用されます。Always (常時):エイリアスを常に参照解除する

    Never (参照解除しない):エイリアスを参照解除しない

    Searching (名前解決後):名前解決した後にのみエイリアスを参照解除する。

    Finding (名前解決中):名前解決中にのみエイリアスを参照解除する。

    Referral Handling (参照処理):

    ユーザーリクエストのリダイレクト:

    Ignore (無視): リクエストのリダイレクトを処理しない

    Follow (処理):リクエストのリダイレクトを処理する

    Limit (制限)

    読み込む記録の数を制限します

  2. [Check authentication] (認証確認)をクリックして、アクセス権を検証します。

  3. [Fetch Base DNs] (ベースDNのフェッチ)をクリックしてDNを取得し、[Next] (次へ)ボタンをクリックして続行します。

  4. LDAP接続をセットアップするのに必要な他社ライブラリが不足している場合は、外部モジュールインストールウィザードが表示されます。ウィザードに従って必要なライブラリをインストールします。他社モジュールのインストールに関する詳細は、『Talendインストレーションガイド』を参照してください。

スキーマの定義

  1. スキーマ構造に含める属性を選択します。

    選択したデータのみ必要な場合はフィルターを追加します。

  2. [Refresh Preview] (プレビューの更新)をクリックして選択されたカラムとデータのサンプルを表示します。

  3. [Next] (次へ)をクリックして、続行します。

最終スキーマの確定

最後の手順では、生成されたLDAPが表示され、必要に応じて最終スキーマをさらにカスタマイズできます。

  1. 必要に応じて、[Name] (名前)フィールドでメタデータの名前(デフォルトはmetadata)を変更し、[Comment] (コメント)を追加し、さらに次のような変更ができます。

    • 該当するフィールドを編集して、カラムを再定義する。

    • ボタンやボタンを使ってカラムを追加または削除する。

    • ボタンやボタンを使って、カラムの順序を変更する。

  2. スキーマの基になるLDAPディレクトリが変更されたら、[Guess] (推測)ボタンを使って、スキーマを再度生成します。ススキーマをカスタマイズしている場合、[Guess](推測)をクリックすると変更が失われることに注意してください。

  3. [Finish] (終了)をクリックします。[Repository] (リポジトリ)ツリービューの該当するLDAP接続ノードの下に新しいスキーマが表示されます。

これで、ファイル接続またはそのスキーマを[Repository] (リポジトリ)ツリービューでドラッグして、新規コンポーネントとしてデザインワークスペースにドロップするか、既存のコンポーネントにドロップしてメタデータを再利用できるようになりました。

既存のファイル接続を変更するには、[Repository] (リポジトリ)ツリービューで接続を右クリックし、[Edit LDAP schema] (LDAPスキーマの編集)を選択して、ファイルメタデータセットアップウィザードを開きます。

既存のファイル接続に新規スキーマを追加するには、[Repository] (リポジトリ)ツリービューで接続を右クリックし、コンテキストメニューから[Retrieve Schema] (スキーマ情報の取得)を選択します。

既存のファイルスキーマを編集するには、[Repository] (リポジトリ)ツリービューでスキーマを右クリックし、コンテキストメニューから[Edit Schema] (スキーマの編集)を選択します。