以下のダイアグラムは、クラスターモードで設定した場合のTalend Identity and Access Managementの背後にあるアーキテクチャを示しています。
このアーキテクチャは複数の機能ブロックで構成されています:
- 1つのクライアントをTalendアプリケーションの実行中のインスタンスに接続できます。
- ロードバランサーは、Talendアプリケーションインスタンスからの受信トラフィックを受け入れ、リクエストをクラスター内のTalend Identity and Access Managementの実行中のインスタンスにルーティングします。
- Talend Identity and Access Managementはユーザー認証をセキュリティで保護して行い、ユーザーにTalendアプリケーションへのアクセスを許可し、ユーザーのセッションデータをMongoDBに保存します。
- MongoDBはユーザーのセッションデータを保存し、ロードします。MongoDBはクラスターモードで設定できます。詳細は、『MongoDB documentation』を参照して下さい。
注: 組み込みH2データベースは本番環境には推奨されません。どのデータベースが本番環境に推奨されているかを確認するには、互換性があるデータベースを参照して下さい。Talend Identity and Access Managementデータベースを変更するには、Talend Identity and Access Managementデータベースの変更を参照して下さい。Talendでは、クラスター内の全てのノードが同じOIDCおよびIDPデータベースを共有することを推奨しています。