エンティティアクションプロセスの作成 - 7.1

Talend Data Fabric Studio ユーザーガイド

author
Talend Documentation Team
EnrichVersion
7.1
EnrichProdName
Talend Data Fabric
task
ジョブデザインと開発
EnrichPlatform
Talend Studio

実行可能プロセスは、プロセスはStudioでデザインされ、Talend MDM Web UIからビジネスユーザーが手動で起動できます。

このプロセスをデザインすることで、プロセスがアタッチされたエンティティに関連するマスターデータに対して行う任意のタスクを実行できます。このプロセスのサンプルとしては、電子メールでエンティティを送信する、マスターデータで特定の変更を行うワークフローを起動する、マスターデータで何らかのチェックや変換を行うジョブを起動する、特定の結果を新規タブに返すジョブを起動するなどが含まれます。

このプロセスはRunnable_<entity>というパターンで名前が付けられます。ただし、プロセス名をカスタマイズする場合、または同じエンティティに複数の[Runnable Proces] (実行可能プロセス)を作成する場合、Runnable_Agency#Sendのようにプロセス名に追加する単語の前にハッシュ記号を追加する必要があります。

始める前に

Talend Studioから、MDMサーバーに接続されており、プロセスを作成するための適切なユーザー権限が付与されていること。

このタスクについて

以下のサンプルでは、製品の価格を変更するワークフローを起動する[Runnable Process] (実行可能プロセス)を作成するステップを説明しています。このプロセスによってトリガーするワークフローがすでに作成されており、MDMサーバーにデプロイされていることを確認します。詳細は、ワークフローウィザードを使用したワークフローの設計およびワークフロープロセスのエクスポートとインポートを参照して下さい。

ビジネスユーザーがWebインターフェイスから実行する際にワークフローを起動する実行可能プロセスを作成するには:

手順

  1. [MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューで、[Event Management] (イベント管理)を展開し、[Process] (プロセス)を右クリックして、コンテキストメニューから[New] (新規)を選択します。
    [Create Process] (プロセスの作成)ダイアログボックスが開きます。
  2. [Create an Entity/Welcome Action] (エンティティ/ウェルカムアクションの作成)オプションを選択します。
    注: このプロセスの名前は特定のパターンに従い、名前フィールドにはRunnable_が自動的に表示されます。
  3. [Create an Entity Action] (エンティティアクションの作成)オプションを選択します。
    [Description] (説明)フィールドのとなりの[...]ボタンをクリックして、プロセスに伴う多言語ラベルを定義することもできます。
  4. このサンプルでは、プロセス名にプロセスを実行するエンティティの名前Productを入力しています。
    次に、[Next] (次へ)をクリックします。
  5. プロセスでWebブラウザーをURLにリダイレクトする場合、URLフィールドでURLを指定し、[Enable redirection] (リダイレクトの有効化)チェックボックスを選択します。
    次に、[Next] (次へ)をクリックします。
  6. [Generate the template job] (テンプレートジョブの生成)チェックボックスを選択または解除して、プロセスのテンプレートジョブを生成するかどうかを指定し、[Finish] (完了)をクリックします。
  7. プロセスを新規作成するワークスペースが空のエディターで開きます。
    必要に応じて、[Description] (説明)フィールドのとなりの[...]ボタンをクリックし、プロセスの多言語の説明を設定できるダイアログボックスを開きます。

    この説明は、Talend MDM Web UI[Runnable Process] (実行可能プロセス)リストに実行プロセス名として表示されます。詳細は、『Talend MDM Web UIユーザーガイド』を参照して下さい。

次のタスク

ここで作成する[Runnable Process] (実行可能プロセス)には、workflowcontexttriggerプラグインを使用してワークフローをトリガーする1つのステップが含まれます。

[Runnable Process] (実行可能プロセス)に2つのステップが含まれる場合、各プラグインは入力パラメーターでデータを消費し、出力パラメーターで結果を生成します。最初のステップの結果を保持する変数を定義する必要があります。次に、2番目のステップの入力に変数を送信します。最終的に、各ステップの結果が変数を通じて次のステップに連結されるように"パイプライン"を定義します。

このサンプルでは、Productビジネスエンティティが含まれるProductデータモデルが存在していることを前提としています。このエンティティには、Id、NameおよびPriceなど多くの属性が定義されています。また、製品価格の変更を有効にするワークフローも作成されているはずです。詳細は、ワークフローを参照して下さい。

  1. [Step Description] (ステップの説明)フィールドに、作成した最初のプロセスで定義するステップの名前を入力し、アイコンをクリックして、続くリストにステップ名を追加します。

  2. ステップを選択し、[Step Specification] (ステップ仕様)ビューをエディターに表示します。ここではステップの入出力変数およびパラメーターを定義できます。

  3. [Plugin name] (プラグイン名)リストから[workflowcontexttrigger]を選択します。

    注: アイコンには、プラグインの説明とパラメーターの詳細が表示されます。
  4. 最初のステップはworkflowcontexttriggerプラグインとなるため、_DEFAULT_入力を選択し、入力パラメーターからupdate_reportを選択して、ボタンをクリックしてテーブルに追加します。

    MDMサーバーでは_DEFAULT_というデフォルト変数を使用してパイプラインを開始します。

    ここでは、変数をプラグインの入力パラメーターにマッピングする一方で、プラグインの出力パラメーターを別の変数にマッピングします。

  5. 出力パラメーターexecution_resultを選択し、出力変数からoutputを選択し、ボタンをクリックしてテーブルに追加します。

    注: ステップごとにデフォルト変数のいずれかを選択するか、または直前のプラグインで定義した変数の1つを定義します。
    注: [Disable] (無効)チェックボックスを選択すると、エディターで選択したステップをいつでも無効にできます。
    警告: テキストエディターで入力したテキストは、保存時にデフォルトでインデントされます。これにより、[Smart View] (スマートビュー)プロセスの作成時にHTMLのフォーマットなどで特定の問題が発生することがあります。必要に応じて、[Auto-indent] (オートインデント)チェックボックスを外して、プロセスの保存時にテキストのインデントを無効にします。
  6. [Parameters] (パラメーター)エリアで、上のスクリーンショットのようにXSLTを定義し、変更を保存します。

  7. [Parameters] (パラメーター)エリアで、[Select workflow...] (ワークフローの選択...)タブをクリックし、トリガーするワークフローのリストから選択します。

    ワークフロー名とバージョンは、それぞれ[ID]および[Version] (バージョン)フィールドに表示されます。

  8. 必要に応じて、[User] (ユーザー)および[Password] (パスワード)フィールドに、BPMサーバーにアクセスするための資格情報を入力します。ここで指定された資格情報により<$INSTALLDIR>\conf\mdm.confファイルのBonitaテクニカルユーザーデフォルト設定が上書きされます。ここで<$INSTALLDIR>はMDMサーバーのインストールパスを示しています。詳細は、『[Talend Installation and Upgrade Guide] (Talendインストレーションおよびアップグレードガイド)』を参照して下さい。

  9. 必要に応じて、[Variables] (変数)エリアで、プラスボタンを使用してテーブルに行を追加し、ワークフローを実行する[Product] (製品)エンティティの属性を定義します。

  10. 変更を保存します。

    [Runnable Process] (実行可能プロセス)は[MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューの[Process] (プロセス)ノードの下に表示されます。

このプロセスには、[Product] (製品)エンティティのレコードを参照する時にTalend MDM Web UIからアクセスできます。権限のあるビジネスユーザーは、Webインターフェイスからこのプロセスを起動し、ワークフローをトリガーできます。詳細は、『Talend MDM Web UIユーザーガイド』を参照して下さい。

Webインターフェイスの新規タブで特定の結果を返すジョブを起動する[Runnable Process] (実行可能プロセス)を作成する方法の詳細は、ウェルカムアクションプロセスの作成を参照して下さい。