ゼロからのプロセスの作成 - 7.1

Talend Data Fabric Studio ユーザーガイド

author
Talend Documentation Team
EnrichVersion
7.1
EnrichProdName
Talend Data Fabric
task
ジョブデザインと開発
EnrichPlatform
Talend Studio

プロセスを設計する場合、特定のプロセスプラグインを一連のステップと組み合わせます。これらのステップは順次実行され、特定のタスクが実行されます。

MDMサーバーでは、データレコードの作成/更新/削除のたびに、ドキュメントが生成され、[MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューの[System] (システム)データコンテナのUpdateReportノードの下に表示されます。このドキュメントでは誰が、何を、いつイベントを発生させたかを説明し、更新の場合はレコードの主キーと前後の値を示します。このUpdateReportドキュメントには、直前に発生したイベントに関する全ての情報が含まれます。ただし、作成/更新/削除が行われた完全なXMLレコードは含まれません。このドキュメントは、[Event Manager] (イベントマネージャー)に送信されます。[Event Manager] (イベントマネージャー)でドキュメントを受信した場合、このドキュメントに対する全てのトリガー条件の評価が試行されます。トリガーの詳細は、トリガーを参照して下さい。

CRUDつまり[Create] (作成)/[Update] (更新)/[Delete] (削除)が実行される際に発生するイベントの順序Talend MDMは次のとおりです:

  • [Event Manager] (イベントマネージャー)では、定義された全てのトリガーを評価して1つ以上のトリガーに有効な条件があるかどうか、

  • 有効な条件を持つトリガーに定義されたサービスが実行されたかどうか確認され、

  • トリガーでcallJobサービスが定義されている場合はcallJobプラグインを使用して Talend ジョブが実行されます。

以下のサンプルでは、[Product] (製品)というデータモデルがTalend Studioに作成されています。このデータモデルには、次の2種類のビジネスエンティティが存在します: [Product] (製品)および[ProductFamily] (製品ファミリー)です。[Product] (製品)エンティティには、[Price] (価格)および[Family] (ファミリー)を含むいくつかの属性が作成されています。Talend MDM Web UIで特定のファミリーに属するアイテムの価格が変更された場合に、有効にするジョブを自動的にトリガーするプロセスを作成します。

始める前に

Talend Studioから、MDMサーバーに接続されており、プロセスを作成するための適切なユーザー権限が付与されていること。

このタスクについて

ジョブを自動的にトリガーするプロセスを作成するには Talend 以下のようにします:

手順

  1. [MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューで、[Event Management] (イベント管理)を展開し、[Process] (プロセス)を右クリックして、コンテキストメニューから[New] (新規)を選択します。

    [Create Process] (プロセスの作成)ダイアログボックスが表示されます。

  2. 作成するプロセスの種類に対応するオプションを選択し、[Next] (次へ)をクリックします。
  3. 新しいプロセスの名前を入力します。
    このサンプルでは、Call_Jobという名前の[Other Process] (他のプロセス)を作成します。プロセスタイプの詳細は、プロセスタイプを参照して下さい。
  4. [OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
    プロセスを新規作成するワークスペースが空のエディターで開きます。
  5. 必要に応じて、[Description] (説明)フィールドのとなりの3点ボタンをクリックして、プロセスの多言語の説明を設定できるダイアログボックスを開きます。
  6. [Step Description] (ステップの説明)フィールドに、作成したプロセスで定義する最初のステップの名前を入力し、アイコンをクリックしてフィールドの下のボックスにステップ名を追加します。
  7. このプロセスに含まれる他の2つのステップを追加するには、この操作を繰り返します。

次のタスク

このサンプルのプロセスには、callJobプラグインを使用して1つの基本ステップ[Invoke the job] (ジョブの呼び出し)を含め、以下の2つの必須追加ステップを含める必要があります:

最初のステップ:XSLTプラグインを使用して完全なXMLレコードを取得します。

このサンプルでは、価格が変更されたアイテムがどのファミリーに属しているかを確認する必要がありますが、更新レポートにその情報が存在しないため、レコード全体を取得するこのステップが必要になります。

2番目のステップ: XSLTドキュメントで使用したエスケープファンクションを削除して実際のXMLドキュメントをジョブに送信するために、XMLをデコードします。

最後のステップ: MLドキュメントを Talend ジョブに送信します。

注: 実行タスクによって異なるものの、通常、完全なXMLレコードが不要な場合はcallJobプラグインを含むプロセスを作成できます。たとえば、特定のファミリーにマッピングすることなく一般的なアイテムの価格変更を有効にする場合は、1つのステップ[Invoke the job] (ジョブの呼び出し)のみを含むプロセスを作成できます。

以下の手順では、各ステップを定義する方法を詳しく説明しています。